
From:出海 肇
こんにちは。
出海です。
突然ですがあなたは、「カリウム」という物質の名前を聞いたことがありますか?
「カリウム」には「ポタジウム」という別名もあるので、
「ポタジウムなら聞いたことがある」という場合もあるかもしれませんね。
トウガラシに含まれる「カプサイシン」などなら、摂るとカラダがポカポカしてきて代謝アップや脂肪燃焼効果のイメージもしやすいと思います。
ただカリウムについてはいまひとつイメージしにくいかもしれません。
そこで今日は、カリウムについて、ダイエッターなら知っておきたい情報をお伝えするので、
どうぞ最後までお読みください。
それでは始めていきます。
カリウムは
人体にとって重要なミネラルの一種で、ナトリウムの排出をうながす働きをします。
実は厚生労働省によって2005年に「日本人が摂るべき栄養素」として4種類の新しい物質が追加されました。
それが、
1.カルシウム
2.食物繊維
3.不飽和脂肪酸(DHA、EPA)
4.カリウム
の4種類です。
カリウムはこのうちの1種になります。
カリウムには、次のような効能があります。
■カリウムの効能
・高血圧予防
・むくみの予防/改善
・筋肉を正常に保つ効果
カリウムの主な機能である「ナトリウム(塩分)」を体外に排出する作用によって、血圧を正常に保ったり、むくみを防いだりという効能が出てきます。
また、筋肉を柔軟に保つ働きもあるので、こむら返りなどの痙攣を防ぐのにも効果的とされています。
さらに、カリウムは老廃物を体外に排出する「カリウムチャネル」という働きもしていて、冷えや血流の悪さを改善する働きもしています。
血流の悪さは代謝の低下につながり、脂肪が燃えにくく太りやすい体質になってしまいます。
ダイエットやボディメイクを実践している場合には、見逃せない効能ですよね。
■カリウムの摂取法
ここでカリウムの摂取方法についてお伝えします。
カリウムの1日当たりの摂取目安は、成人男子で2500mg、成人女子で2000mgとされています。
オススメの摂取法は食品などから食事として食べる方法です。
そこでカリウムを摂れる食品で、糖質制限中でもとれる食べ物をリストにしてみました。
いっしょに100gあたりのカリウム量と糖質量をお伝えしますので、参考にしてください。
アーモンド … カリウム:770mg 糖質:10.0g
ホウレンソウ … カリウム:690mg 糖質:0.3g
パセリ … カリウム:3600mg 糖質:1.4g
乾燥わかめ … カリウム:730mg 糖質:0.1g
こんにゃく … カリウム:3000mg 糖質:0.3g
おから … カリウム:1300mg 糖質:2.3g
アボカド … カリウム:720mg 糖質:0.9g
以上がカリウムが取れ、しかも低糖質のおすすめ食品です。
どれも比較的手に入れやすく、毎日の食事メニューにも取り入れやすいと思います。
他にバナナやジャガイモなど、カリウムを豊富に含む食品もありますが、糖質が高めなので、糖質制限中はあまりオススメできません。
また、カリウムの摂りすぎも嘔吐やしびれ、不整脈などを招くことがあるので注意が必要です。
食品だけでなくサプリメントなどを使用する時はからなず既定の容量を守るようにしてください。
健康的にダイエットを続けるためには、
「カリウムとナトリウム両方をバランスよく摂るのが大切だ」
ということも頭の片隅に置いていただければと思います。。
今日はカリウムの効果とオススメの摂取方法についてお伝えしました。
ぜひ参考にして、あなたのダイエットやボディメイクを成功させてくださいね。
それでは。
-出海 肇