ダイエットにも応用できるパフォーマンスピラミッドとは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
training-maslue

From:出海 肇

こんにちは。

出海です。

あなたは

「パフォーマンスピラミッド」

という言葉を聞いたことがありますか?

 

この言葉は1990年代にアメリカの医学療法士、グレック・クック氏が提唱した概念です。

元々はトレーニング中心のスポーツ理論として提唱されたものですが、トレーニング論にとどまらず、スポーツ一般や身体論などにまで範囲を広げ、ダイエットやボディメイクの際にも参考にできる考え方です。

 

今日はこの「パフォーマンスピラミッド」の考え方と、ダイエットやボディメイクへの応用方法についてお伝えしていきます。

それでは始めていきますね。

 

「パフォーマンスピラミッド」というのは、人間の身体所作を3つのレベルに分けて分析していく考え方です。

ピラミッドという名の通り、1層目の土台が広く2層目、3層目と上に行くにしたがってすぼまっていくイメージになります。

このピラミッドは上から、
  

 

「スキル」
^^^^^^^^^^^^^
「パフォーマンス」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^
「ムーブメント」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 

の順になっています。

 

下に行くほど基礎的な動き、上に行くほど応用的でテクニック要素の強い動きになります。

 

 

たとえばテニスを思い浮かべてください。

ボールをサーブで売ったり、ネット際に走りこんでスマッシュを決めたりというプレーは「スキル」の部分になります。

また、激しいプレーを長時間行うためには、強靭なスタミナや筋力が必要となってきます。

これが「パフォーマンス」の部分になります。

 

そして、これらを支えるのが「ムーブメント」の部分になります。骨格や手足の関節、筋肉が健全な状態にあり、きちんと機能するという人間のカラダの基礎的なコンディションの部分になります。

近年特に注目されているのがこの「ムーブメント」の部分です。

いくら中層や上層に位置する「パフォーマンス」や「スキル」のレベルだけを上げようとしても、土台になる「ムーブメント」の部分に無理があると、ケガや故障をしたり、思ったような成果を上げられなくなったりしてしまうということが分かったのです。

ではこの「パフォーマンスピラミッド」の考え方をダイエットやボディメイクに当てはめるとどのように考えられるでしょうか。

 

食事面でいうと

スキル=調理法、食事のタイミング、食べる順番

パフォーマンス=食材、メニュー

ムーブメント=糖質量をコントロールする

 

運動面でいうと

スキル=腕立て伏せ、スクワット

パフォーマンス=基礎代謝量、筋肉量

ムーブメント=心身に不調がない状態(筋肉痛を除く)

のようなイメージでしょうか。

 

もちろんあなたのカラダの状態や、置かれている環境によって、それぞれの要素は変わるかもしれません。

ただ、基礎的なものから段々に応用的な要素が積みあがっていくという構造そのものはどの分野であっても大きく変わることはありません。

 

例としては、ボディメイクやダイエットにストイックになるあまり、

「ベンチプレスで○○kg挙げた」

とか

「3週間で体脂肪率○%ダウン!」

という「スキル」部分にフォーカスしてしまうケースが考えられます。

数値目標を立ててそれに向かって努力を続けることは大切なのですが、「スキル」の下には「パフォーマンス」と「ムーブメント」という要素があることを忘れないようにしてください。

崩れたフォームのまま重量の重い負荷をかけると、当然ケガのリスクが高まります。

また、体重の数字を減らすことだけにしか関心がないと、骨がボロボロになるような無理な食事制限をしてしまったり、場合によっては拒食症の様な状態に陥ってしまったりという危険性もあります。

ですので、あなたがダイエットやボディメイクを実践するときにも、表面的なテクニックやコツだけにこだわらないように心がけてみてください。

自分の心身のケアや体力、ボディバランスといった「ムーブメント」や「パフォーマンス」の部分にも目を向けるようにすると、うまくいかない原因を発見できたりして、より成功に近づいていきます。

今日は、

「パフォーマンスピラミッド」

というスポーツ理論をダイエットやボディメイクに応用してお伝えしました。

ぜひ、あなたのダイエットやボディメイクの参考にしていただければと思います。

それでは。

-出海 肇

2アンケート