太るのは遺伝子のせい?


  • LINEで送る

From:出海 肇

 

こんにちは。

 

出海です。

 

突然ですがあなたは、「肥満遺伝子」って聞いたことがありますか?

 

肥満遺伝子は「倹約遺伝子」とも呼ばれ、太りやすさや肥満のタイプを左右すると言われています。※1

 

名前からして太りそうですが、一体この遺伝子がどのような働きをして私達が太ったり痩せたりするのと関係しているのかを詳しく見ていきたいと思います。

 

それでは始めていきますね。

 

肥満遺伝子の概念を最初に提唱したのは、アメリカの遺伝学者ニールと言われています。

 

彼はアマゾンのヤノマミなどの先住民族を調べ、彼らに西洋文明との接触後に肥満などの病気が増えたことを踏まえて、この肥満遺伝子(倹約遺伝子)の理論を提唱しました。※2

 

彼によれば、10万年以上に渡る歴史の中で人間はつい数千年前の農耕開始に至るまで、長い間飢餓(きが)状態にありました。

 

そのため、余ったエネルギーを脂肪としてカラダに溜め込む遺伝子をもっていた人類のほうが、飢餓と隣り合わせの生存競争に勝ち残りました。

 

その結果、肥満遺伝子を持つ人達が現在も生きながらえているのです。

 

ところが、西欧文明との接触により、飽食の文化が流入してしまったので、従来の生存競争では有利であった肥満遺伝子が、逆に各種の生活習慣病や肥満の原因となる悲劇が生まれてしまっている。

 

要約すると以上のような主張をしたのです。

 

厚生省のサイトでも肥満遺伝子の種類は50種類にも及ぶ事が記されています。※2

 

実際に、β3アドレナリン受容体(β3AR)、脱共役たんぱく質1(UCP1)、β2アドレナリン受容体(β2AR)などの遺伝子変異と肥満との関係が明らかにされています。

 

β3ARの変異をもつ人は中性脂肪の分解が抑制され、基礎代謝量が低くなるといいます。

 

UCP1の変異をもつ人では、エネルギーを燃焼させる多胞性脂肪細胞(褐色脂肪細胞)の働きが低下しており、やはり基礎代謝量が低くなります。

 

逆に、β2ARに変異をもつ人は、基礎代謝量が多く、太りにくい体質とされます。

 

日本人のおよそ3人に1人がβ3AR、4人に1人がUCP1の肥満遺伝子をもっていると推定されていますので、太りやすい体質の人が多いことになります。

 

現在は簡単な検査キットで自分の遺伝子を気軽に調査できるので、もし興味があるなら、挑戦してみてもいいかもしれません。

 

もしあなたが、この肥満遺伝子をたとえ持っていたとしても、あまりがっかりしないででください。

 

肥満遺伝子を持たない人よりは、少し多めに努力をしなくてはいけないかもしれませんが、食事のコントロールと運動で、必ずダイエットは成功できます。

 

一緒に頑張っていきましょう!

 

それでは。

 

-出海 肇

 

※1 肥満遺伝子(ひまんいでんし),e-ヘルスネット

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-056.html 厚生労働省. (2019)

 

※2 Neel, J.V. (1963) Diabetes Mellitus: A “thrifty” genotype rendered detrimental by “progress”? American Journal of Human Genetics, 14: 353-362.

短期間で痩せたい場合にはこちらがオススメです

【60,000人以上に選ばれた2ヶ月集中ダイエット】

  • 完全個室のマンツーマンレッスンです。
  • 食事と運動で無理なく、理想の身体を目指せます。
  • ”どれくらい痩せられるか”まずは無料カウンセリングで聞いてみませんか?

無料カウンセリングはこちらから

 

The following two tabs change content below.
247ダイエッター編集部(パーソナルジム24/7Workout)
私たちはパーソナルダイエットジム 「24/7Workout」で約30,000人以上の方のボディメイクをサポートしてきました。その経験をもとに正しい食事やトレーニングの知識や方法をお伝えしていきます。