From：井出　夕子　

こんにちは、井出です。

フードファイターの方々の爆食ぶりを見ていて思ったのですが、彼ら程ではないにしろ「食べても太らない人」っていますよね。

逆に

「少食なのに太る」

「ちょっと食べただけで太る」

と言う人もいます。

これには2つのパターンがあります。

1つは「実際は食べているのに認識が薄い」というパターンです。

「ダイエットのため」とご飯は抜くのに間食が多かったり、

固形物は食べていなくても甘いジュースやカフェオレといった液体でカロリーを摂っている、等です。

もう1つは「体質」です。

残念ながら「太りやすい体質」というものは存在します。

今回は、あなたの太りやすさを測る簡単な方法をご紹介します。

たった30秒で分かるのでぜひやってみてください。

まず、用意するものは

・クラッカー（小麦粉と食塩でできたプレーン味が望ましい）1枚

・時計、スマホのストップウォッチなど30秒計れるもの

それだけです。

クラッカーを口に入れたら時間を計るのですが、そのあいだ口の中でクラッカーをずっと噛み続けます。

そして、クラッカーの味に「甘み」を感じたらタイマーをストップしてください。

何秒かかったでしょうか？

実は甘みを感じるまでに30秒以上かかってしまった場合…

あなたは残念ながら「太りやすい体質」です。

どうして「甘みを感じるまでの時間」で太りやすい体質かどうかが分かるのかというと…。

それは、このテストが唾液に含まれる消化酵素「アミラーゼ」の量を測るテストでもあるからです。

アミラーゼはクラッカーやその他炭水化物を糖に分解する酵素です。

唾液に含まれるアミラーゼの量が多いと、食べた炭水化物が糖に分解されるスピードが速く、30秒以内に「甘い」と感じることができるといいます。

つまり、「効率的に炭水化物をエネルギーに変換できる体質」であると言えます。

逆にアミラーゼの量が少ない人は炭水化物の分解が遅いので、なかなか甘みを感じることができないそうです。

また、アミラーゼが少ない人は膵臓からインスリンを大量に分泌する傾向があるとも言われているそうです。

インスリンといえば血糖値が急上昇する時に分泌されるホルモンで、体脂肪を溜め込む働きがあります。

食事の際にまず野菜から食べることを推奨する「ベジファースト」は、血糖値の急上昇を抑える食物繊維が多く含まれる野菜を摂ることによって血糖値を上げないようにする=インスリンの大量分泌を抑え、太るのを防ごうとする食事方法です。

そのインスリンが出てしまいやすい体質であり、且つ炭水化物を速やかにエネルギーに変換できにくい体質=太りやすい体質、というわけですね。

あなたの結果はいかがだったでしょうか？

もし、甘みを感じるまでに30秒以上かかってしまっても、悲観することはありません。

逆に言えば「糖質コントロールに向いている」タイプであるとも言えるからです。

もしもあなたが糖質のエネルギー変換が上手くいかずに太ってしまう傾向があるのであれば、糖質コントロールはその原因となる糖質そのものを抑えるダイエット方法なので、普通の人よりも効果が出やすい可能性があります。

とはいえ、このテストはあくまで簡易的に自分の体質をチェックする方法です。

もっと詳しく知りたい場合は、ぜひお近くの24/7Workoutトレーナーにご相談ください。

無料カウンセリングを受けるだけでも

・あなたの現在の身体の状態

・あなたの傾向

・明日から使える実用的なアドバイス

・あなたにとってベストなダイエット方法

などが分かり、さらに食事に関するアドバイスもしてもらえるので、今後のあなたのダイエットにかなり役に立つはずです。

季節は春、新しいことを始めるのに最適な時期ですよね。

無理な勧誘は一切しませんので、まずはご相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。

それでは、また。

ありがとうございました。

–井出　夕子

【引用・参考文献】

DNA再起動 人生を変える最高の食事法

https://www.amazon.co.jp/dp/4478101736

「人類700万年の進化」が教えてくれる理想の食事術

https://www.amazon.co.jp/dp/439115501X