
From:井出 夕子
こんにちは、井出です。
「私、下半身デブなんです(泣)」
という方が結構います。
・上半身は痩せているのに下半身は太っている
・ダイエットして体重を落としても下半身が変わらない
・ウエストは細いのに太ももが太いせいではけないボトムスがある
…などなど、
いわゆる「下半身太り」に悩む人は少なくありません。
ひとくちに「下半身太り」といっても色々な原因があるのですが、
今回お伝えしたいのは
「余計な脂肪が付いている」
「下半身の筋肉が異常に発達している」
いうこと以外の理由による「下半身太り」についてです。
ただ脂肪が付いているだけであれば普通にダイエットすれば落ちますし、
筋肉の偏った発達による脚の太さも正しく負荷をかけてバランス良くトレーニングすれば引き締まります。
そうではなく、「ある原因」により体重や体脂肪は落ちているのに不思議と下半身だけは細くならない…
という恐ろしいことが起こる可能性があるのです。
それは何かというと…
大転子(だいてんし)という骨の歪みです。
大転子とは、大腿骨(だいたいこつ)の上外方にある突起部分です。
簡単に言うと「太ももの付け根の外側の骨の出っ張り」ですね。
太ももの骨の一部で、横に張り出しています。
この大転子が正常な状態での範疇(はんちゅう)を超えて出っ張ってしまうと、そのまま腰の横幅が広くなってしまうのです。
そして同時にお尻・太ももも広がってしまい、まさに「下半身太り」の体型になります。
脂肪や筋肉ではなく骨の歪みの問題ですから、矯正しない限り改善は難しいと言えるでしょう。
この状態でトレーニングに励んでも、効果が出にくくなってしまいます。
大転子が外に張り出してしまう原因は次のようなことが考えられます。
・歩き方
バランスが外側に偏るような歩き方をしていると、大転子は出っ張っていきます。
靴底を見てください。外側だけが減ってはいませんか?
それは過回外(かかいがい)と言われる状態で、足の外側にバランスが崩れているサインです。
O脚や外股で歩く人に多い傾向だそうです。
では、外股がダメなら内股は良いのかと言えば、そんなことはありません。
内股歩きは太ももの骨を内側に捻じれさせてしまいます。
太ももの骨が内側に捻じれると、やはり大転子の部分が出っ張ってきてしまうのです。
もしも人から指摘されたことがあったり、自覚がある場合は歩き方に気を付けてみてください。
・座り方
あぐらをかいて座ると骨盤が開いてしまい、同時に大転子も外側に張り出していきます。
また、椅子に座るときに脚を組む癖も骨盤の歪みにつながります。
床に座るときは脚を真っ直ぐ伸ばすか正座、椅子に座る際も膝を揃えて座るように心がけましょう。
・姿勢
あごが前に突き出した状態でいると重心のかかり方が偏りがちです。
また、反り腰になると前傾姿勢になってしまうので、前ももの筋肉で体を保持しようとしてしまいます。
「重心を意識する」「バランスを取る」ということが何よりも大切ですから、正しい姿勢を保つようにしましょう。
さらに、お腹の力が抜けたまま歩くと外重心になってしまいがちなので、日頃から「お腹に力を入れる」ということを意識してみてください。
以上が大転子が張り出してしまう原因と注意点となります。
ここまで読んでいただいて、
「既に大転子が歪んでしまっているかも…」
と気づいた場合は矯正することをお勧めします。
上記の注意点を守るだけでも徐々に歪みがなくなっていくはずですが、整体院等で歪みを治してもらうという選択もあります。
その他、ストレッチで自力で改善する方法もありますので紹介しますね。
2:05~ カラダの歪みチェック
2:59~ ストレッチスタート
となります。
外股・内股のどちらにも対応している足パカストレッチで、寝ながら行うことが可能です。
このストレッチを10日間程度毎日行った視聴者の方から
「ウエストはゆるいのに脚がパンパンで履くのが大変だったスカートがスムーズに履けた!」
といったコメントが寄せられていました。
自宅で大きな音を立てることもなく行えるストレッチですので、時間があるときは試してみてはいかがでしょうか。
それでは、また。
ありがとうございました。
-井出 夕子
【引用】
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