腕振りで70倍痩せ!?秘密は脂肪を燃やす●●


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From:井出 夕子

 

こんにちは、井出です。

 

最近、悩ましいことがありました。

 

体重が減ったのです。

 

「え、良いことなのでは?」と思われたかもしれませんが…

 

脂肪は増えてしまったんです。

 

お腹まわりや二の腕が明らかにプニプニしています。

 

脂肪が増えたのに体重が減ったということは、「筋肉が減った」ということです。

 

そういえば最近引きこもり気味で運動量が少なくなってしまっていました。

 

減らしたいのは脂肪なのに…。

筋肉は付けたいのに…。

 

筋肉と脂肪では筋肉の方が重いので、体重が軽くなったとしても見た目的には何も変わりません。

 

むしろたるんで見えることさえあります。

 

迫りくる年末年始に備えるためにも今から対策を講じておかないと!と思い、脂肪を効率よく減らす方法を調べてみました。

 

そして見つけたのが、

 

「腕を振るだけで通常の70倍の速度で痩せられる」

 

というエクササイズです。

 

しかも、集中的に脂肪に効くとのことでした。

 

腕を振るだけで脂肪が減るなんて信じがたい…

 

と思ったのですが、説明を読み進めていくうちにちゃんと根拠があるということが分かりました。

 

このエクササイズの特長は…

 

背中に多く存在する「褐色(かっしょく)脂肪細胞」を刺激する、という点です。

 

「褐色脂肪細胞?何それ?」と思われたかもしれませんね。

 

私も自分で調べるまで知りませんでした。

 

脂肪細胞には白色脂肪細胞と、褐色脂肪細胞という2種類が存在するのだそうです。※1

 

この2つは両者とも「脂肪」と名がつくものの、正反対の働きをします。

 

白色脂肪細胞はいわゆる「皮下脂肪」や「内臓脂肪」などで、細胞内に栄養を脂肪として貯蔵する働きを持っています。

 

体内の脂肪の殆どを占める細胞であり、体脂肪を構成しているのが白色脂肪細胞です。

 

つまり、ダイエッターの敵ですね。

 

それに対して、褐色脂肪細胞には脂肪を分解し熱を産生することで体温の調節をする、という特徴があります。

 

褐色脂肪細胞内には熱を作るミトコンドリアという器官が多く存在するために、細胞が褐色に見えるのでこのように呼ばれるようです。

 

実は多くの細胞内器官の中でも、脂肪を燃やすのはミトコンドリアだけなのです。

 

糖質はミトコンドリア以外の細胞内器官でもエネルギーとして用いられるのですが、脂質に関してはミトコンドリアのみがエネルギーとして代謝を行います。

 

そして、褐色脂肪細胞のミトコンドリアの熱産生能力は筋肉の70〜100倍もあるという報告があります。※4

 

つまり、細胞内のミトコンドリアを活性化すれば、普通に筋トレするよりも70倍以上効率良く痩せることができる、というわけです。

 

ミトコンドリアを多く持つ褐色脂肪細胞を刺激し、活性化することで脂肪をどんどん燃やす…これが今回あなたにお伝えしたいエクササイズの主旨になります。

 

褐色脂肪細胞は、主に背中の辺り・肩甲骨周辺に存在すると言われているため、この部分を刺激するには「肩回し」「腕振り」といった運動が効果的です。※2

 

まず、肩回しは以下の5つのポイントを意識しながら行ってみましょう。

 

■肩回し

 

1.背筋を伸ばす。

 

2.胸を大きく開く。

 

3.肘で大きな円を描くように大きく回す。

 

4.肩甲骨に意識を集中(肩甲骨を開いたり閉じたりするイメージ)。

 

5.早く回さなくてもよいので、ゆっくり大きな動きで。

 

この方法で内回り・外回り各5回ずつを1日3セットずつ行ってみてください。

 

次は腕振りエクササイズについてです。※3

 

このエクササイズで褐色脂肪細胞を刺激すると、通常の70倍の早さで痩せるといいます。※4

 

 

■腕振り

※(カッコ)内は各エクササイズの動作を表したものです。

 

1.お腹を正面に向けたまま手を振って肩甲骨を動かしていく(でんでん太鼓)

 

2.肘を曲げたまま後ろに引くように動かす(エルボーパンイチ)

 

3.手の位置を上げ、肩のラインで肘を引く(舟漕ぎ)

 

4.斜め上から下へと大きく肘を引く(わっしょい)

 

5.手を右左交互に上げる(背泳ぎ)

 

6.後ろに肩を回す(肩回し)

 

7.手を伸ばしたまま後ろに動かす(腕パタ)

 

8.座って腕を真上から真下へ動かす(窓ふき)

 

9.風を前へ送るイメージで手を扇ぐように振る(扇子)

 

10.座ったまま1.と同様に手をぶらぶら振る(でんでん太鼓)

 

各項目30秒ずつ行いましょう。

 

いかがだったでしょうか。

 

腕振りエクササイズを考案されたトレーナーの亀田直樹氏によると「日常的に筋肉は前側をメインに使われているが、痩せるために必要なのは背中側である」とのことです。

 

今回お伝えしたエクササイズは全て自宅で行えるものであり、そこまで負担を感じるものではないのですが、実際にやってみるとかなり汗をかき、身体がとても熱くなります。

 

普段、自分がいかに「背中側」を使っていないのかを実感しました。

 

このエクササイズを行うことで背中の褐色脂肪細胞、そしてミトコンドリアを刺激し、脂肪をどんどん燃やしていきましょう。

 

それでは、また。

 

ありがとうございました。

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【引用】

 

褐色脂肪細胞においてエネルギー消費を促す新たなメカニズムを発見

–からだの熱産生に褐色脂肪細胞のTRPV2チャネルが関与– ※1

https://www.nips.ac.jp/release/2016/02/_trpv2.html

 

ダイエットに役立つ脂肪細胞?! ※2

https://maison.kose.co.jp/article/drphil/g/g-phil-beauty-column-20190813/

 

腕振って70倍早く痩せる!脂肪を食べるミトコンドリアを活性化させて痩せる運動方法 ※3

https://www.youtube.com/watch?v=MqmJic6JWMI

 

【肩甲骨はがし】を大学教授がダイエットに推奨。肩甲骨周辺に密集した脂肪燃焼細胞を活性化させよう ※4

https://asatan.com/articles/1983