痩せるための眠り方


  • LINEで送る
sleep

From:糸川 真未

 

こんにちは、糸川 真未です。

 

8月に入ってから本当に毎日毎日暑いですよね。

 

昼間の暑さもつらいですが、夜の蒸し暑さもしんどいところです。

 

扇風機やクーラーで部屋を涼しくしないと寝苦しいですからね。

 

でも、クーラーなどをつけっぱなしのまま眠ると寒かったり乾燥したりで、

 

朝起きた時には「あまり眠った感じがしない」「なんだか体がだるい…」なんて経験をしたことはありませんか?

 

私もよくあるのですが、しっかり睡眠がとれていない証拠なんですよね。

 

このメルマガでは、過去に睡眠とダイエットが密接に関係することをお伝えしました。

 

簡単に言うと、毎日7~8時間ほどの睡眠時間をとることが大切(※1)という内容ですが、

 

睡眠時間を確保していてもその「質」が悪いとあまり意味がありません。

 

最近注目されている栄養素で眠りの質をよくしてくれるものがあります。

 

それを摂取することで「痩せる眠り方」手に入れることができますよ。

 

その栄養素とは…

 

グリシンです。

 

これは体内で合成することができる非必須アミノ酸の一種です。

 

食事からだと、多くはエビ・ホタテ・イカ・カニ・カジキマグロなどの魚介類や、牛すじ・軟骨・豚足といった動物性コラーゲンなどから摂取できます。

 

また、このグリシンは厚生労働大臣によって安全性が認められた指定添加物としても活用されています。※2

 

聞きなれない栄養素と思われるかもしれませんが、ご安心ください。

 

睡眠の質を上げる、つまり深い眠りを促すことを証明したとある実験があります。※3

 

この実験は睡眠に不満を感じてる男女11名を集め、

 

A:就寝前にグリシン3gを摂取するグループ

B:摂取しないグループ(プラセボとして還元麦芽糖を摂取)

 

の2グループに分けて2晩連続で行ったものです。

 

たった2晩の実験ですが、結果的にグリシンを摂取したAは深い眠りに達するまでの時間が短縮されたという結果が現れました。

 

睡眠に問題がない人は寝初めから深い睡眠へと落ちることができるため、その特徴に近づいたと言えます。

 

また、人は浅い眠りと深い眠りを交互に繰り返しているのですが、質が悪い睡眠では浅い眠りを繰り返す回数が多くなっています。

 

こちらもAは浅い眠りの繰り返しが減少したことから、安定した睡眠を得ていることが示唆されました。

 

さらに、疲労度を評価するチェックリストでもAは寝起きの倦怠感が無くなり爽快感を得たなど、大きく改善が見られたそうです。

 

これらのことから、グリシンは睡眠に不満を感じている人に対して、質の良い=深い眠りを促し、翌日の眠気や疲労感を減少させてくれることが明らかとなったのです。

 

日頃の疲れやストレスに加え、夏の寝苦しさでさらに睡眠の質が落ちているな…と感じたらグリシンを意識的に摂ってみてください。

 

そもそもなぜ睡眠の質を上げるつまり深い眠りをもたらすことが大切なのかについてですが、それは「成長ホルモン」への影響にあります。

 

成長ホルモンは、脂肪を分解したり、コレステロールの取り込みを促して血中のコレステロールを低下させたりといった働きをしてくれます。

 

ダイエット中、ぜひ活躍してほしい体内成分なのですが…

 

実は、これが最も多く分泌されるのが深い眠りに落ちている時なのです。※4

 

大事なことなのでもう一度言うのですが、ただの眠りではなく深い眠り、いわゆるレム睡眠または余波睡眠と言われる状態ですね。

 

では眠りが浅い時の成長ホルモンですが、ただ分泌が減るだけでなくその影響で、

 

・コレステロールの除去や抗酸化作用を促してくれる善玉コレステロール(HDL)の減少

・中性脂肪の増加

・ 筋肉の低下

 

といったダイエットの妨害ともいえる症状を引き起こしてしまうところにあります。

 

ですから、睡眠の質をよくすることがそのままダイエットにも役立つのですね

 

睡眠の質の低下はダイエットだけでなく健康にもよくないですし、疲れが残っていると次の日のパフォーマンスにも影響しますからね。

 

眠る前にはヒーリングBGMを聞いたり、ゆっくりとストレッチをしたり、瞑想をするなどしてリラックスした状態を作るとより質の良い睡眠がとりやすいですよ。

 

夜はしっかり眠って朝はスッキリ起きて、ダイエットを含めた1日のQOLを上げていきましょう!

 

それでは、また。

 

ありがとうございました。

 

-糸川 真未

 

まだ間に合います!

最短最速で痩せるなら…

90,000人以上に選ばれた短期集中ダイエット!

無料カウンセリングはコチラ

 

【引用文献・参考文献】

 

※1 Insufficient Sleep Undermines Dietary Efforts to Reduce Adiposity

https://www.acpjournals.org/doi/full/10.7326/0003-4819-153-7-201010050-00006

 

※2 食品安全委員会肥料・飼料等専門調査会 厚生労働省

https://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc7_hishiryo4_glycine_240223.pdf

 

※3 睡眠改善食品 著:安居昌子 味の素(株),坂内 慎味の素(株)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/faruawpsj/52/6/52_530/_pdf

 

※4 ノンレム睡眠(厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト)

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-048.html