そのイライラ、太る原因です。


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From:神木 亮

 

こんにちは、神木です。

 

突然ですが、あなたはどんな時にイライラしますか?

 

私にはかなり穏やかな性格の友人がいます。

 

家族に何かされない限りは基本的に怒ることはないという菩薩のような人物がいます。

 

一方私は、混みあっている電車でリュックを背負ったままの人にグイグイやられたりするともうダメですね(笑)

 

もちろん態度に出したりはしませんが、しばらくイライラを引きずってしまいます。

 

しかし、ここで悲報です。

 

このイライラが太る原因なるってご存知ですか?

 

どういうことかというと…

 

ストレスホルモンと言われる「コルチゾール」が、筋肉を削って脂肪に変えてしまうからです。※1,2

 

ものすごくかいつまんで言ったので怖く感じさせてしまったかもしれませんね。

 

なぜストレスが太ることに繋がるのか、まずはストレスのメカニズムからざっくり説明します。

 

私たちの脳には、偏桃体(へんとうたい)という部位があります。

 

これがストレスのアクセルのような部位で、脅威を感じたりすると警報を発してHPA軸という体内のシステムに働きかけます。

 

するとコルチゾールというストレスホルモンが分泌されるんです。

 

このコルチゾールは、ストレスを感じる状況を打開するためには不可欠なホルモンです。

 

しかし、いつもイライラしていたりしてコルチゾールが分泌されっぱなしになると弊害が大きいんです。

 

コルチゾールは、ストレスを受けている脳にたくさんのエネルギー(ブドウ糖)を送って状況を打開するために、体内でアミノ酸と筋肉を分解してブドウ糖に変えていきます。

 

ただし、ここで分解されたブドウ糖はすべて脳に送られることはありません。

 

では余ったブドウ糖はどうなるかというと、ダイエッターにとって一番避けたい脂肪になってしまうんです。

 

その他にも…

 

・高血糖となるため、血流悪化、動脈硬化、糖尿病の原因となりかねない

 

・免疫力が低下する

 

・成長ホルモンを抑制する

 

などなど弊害があります。

 

極めつけの問題点は、慢性的なイライラが何ヶ月も何年も続いてコルチゾールが分泌されっぱなしだと、ストレスを緩和するブレーキでもある海馬(かいば)と前頭葉(ぜんとうよう)という部位が縮小してしまうことです。※3

 

偏桃体というストレスのアクセルをかけっぱなしだと、海馬と前頭葉というブレーキがすり減っていってしまうということですね。

 

前頭葉の中には、衝動を抑えたり、分析的思考を行うなど理性的な機能に関わっている部位があるため、これが縮小していくと感情的な衝動を抑えられなくなったりします。

 

と、ここまでストレスに関する暗い話題ばかりだったので、希望のあるお話もしたいと思います。

 

筋肉を削って脂肪に変える、健康に悪影響が出る、酷い時は脳みそを小さくしてしまう、、、

 

そんな厄介なストレスホルモンのコルチゾールを抑制する方法があるんです。

 

それは、運動です。

 

肉体に負荷のかかる運動は、一種のストレスであると言えます。

 

だから運動中にはコルチゾールが分泌されています。

 

運動が終わるとコルチゾールの量はダウンしていき、運動開始前のレベルまで落ち着きます。

 

そして、ココからがポイントです。

 

運動を習慣づけると、運動中のコルチゾール分泌量は次第に少なくなっていきます。※4

 

そして、運動を終えた時にはコルチゾールがもっともっと減るようになっていきます。

 

さらに、定期的に運動をすればするほど、運動以外のストレスを感じた時のコルチゾールもわずかしか分泌されなくなっていくんです。

 

つまり、『運動をすればするほどストレスへの抵抗力が上がっていく』ということです。

 

運動をするとスッキリしてストレス解消になりますよね。

 

それだけじゃなくて日常のストレスへの抵抗力も上がっていたんです。

 

オススメなのは週2回ほどのランニングです。

 

私も「あ、最近イライラすること多いな」と感じたら、ジムで走ったりするようにしています。

 

ダイエットもできてストレスも抑えられるので一石二鳥です。

 

あなたもぜひ積極的に運動していきましょう。

 

それでは、また。

 

ありがとうございました。

 

-神木 亮

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【引用文献・参考文献】

 

※1 コルチゾールと脂質代謝(徳島大学大学院特任教授 島袋充他)

https://www.ryudai2nai.com/doc/Lipid201201_01.pdf

 

※2 トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ(著:ジェイソン・ファン)

https://www.amazon.co.jp/dp/4763137026

 

※3 慢性的なストレスはからだにどのような影響を与えるか(独立行政法人労働者健康安全機構上席研究員 井澤修平)

https://psych.or.jp/wp-content/uploads/2018/12/84-17-20.pdf

 

※4 運動によるセロトニンシステムの活性化が不安を軽減する(畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター)

https://www.kio.ac.jp/nrc/2014/09/16/pressrelease2/