
From:木谷 正人
こんにちは木谷(きや)です。
いつもメルマガをお読み頂きありがとうございます!そして、大変久しぶりにお目にかかります。
私には、この4月から中学生になる長男がいまして、朝早くから部活に行くのですが、彼は私が最近できていなかった「あること」をやっていたのです。
何だと思いますか?
それが「朝ごはんをしっかり食べる」ということです。
当社も3食をしっかり食べてということを日頃からお伝えしていますがなぜ、大事なのか ”改めて” 知って頂きたくて気づいたらメルマガを書いていました。
ところで、ダイエッターとしてやはり気になるのは、朝食がダイエットにどのような影響があるのか…ですよね。
それが、朝食の摂り方を工夫することで1日の消費カロリーが2倍になるそうです。
その方法とは、、、
朝食を高カロリーにして、夕食を低カロリーにするというものです。
これだけを見ると「それはそうだよね」と思われるかと思ったかもしれませんが、ここから、もう少し深く見て行きましょう。
これを発表したドイツのリューベック大学の研究チームでは、以下のような実験を行いました。
16人の男性を対象に3日間、低カロリーの朝食と高カロリーの夕食、またはその逆の食事を別々の日に摂取してもらいました。
その結果、高カロリーの朝食を摂った場合には、夕食に摂った場合の2倍の食事誘発性熱産生(DIT)を示したそうです。
食事誘発性熱産生(DIT)とは食事をした後、安静にしていても代謝量が増大することを言います。
このことから、朝食を高カロリーにして、夕食を低カロリーにすることで、朝の DIT 増加が夕方よりも 2.5 倍高くなりました。
また、食後高血糖と高インスリン血症は、朝食後には夕食後より低かったこと、低カロリーの朝食は食欲を増大させることも分かったそうです。
この研究を主導したジュリアン・リヒター博士は「体型に限らず、体重を減らしたい、肥満を予防したいのであれば、朝食を多く夕食を少なく摂ることを推奨する」と述べています。
同じカロリーを摂取しているのに、なんだか得した気分になりますよね。
どうしても食べたいものがあるときは朝に食べるというのも1つの手かもしれません。
もし、あなたが朝食を疎かにしていたなら、今日のブログを読んで朝食をしっかり摂っていただければ嬉しいです。
ちなみに、私はプロテイン、タマゴやサラダなどを中心に摂取しています。
それでは、また。
ありがとうございました。
-木谷 正人
おいしく食べるダイエットをはじめよう!
9万人以上のダイエットをサポートしてきた24/7Workout監修の低糖質・低脂質メニュー
<出典>
Juliane Richter, Nina Herzog, Simon Janka, Thalke Baumann, Alina Kistenmacher, Kerstin M Oltmanns
“Twice as High Diet-Induced Thermogenesis After Breakfast vs Dinner On High-Calorie as Well as Low-Calorie Meals”
The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism, Volume 105, Issue 3, March 2020, Pages e211–e221
e-ヘルスネット【情報提供】(厚生労働省)
食事誘発性熱産生 / DIT
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-030.html