
From:高橋 一義
こんにちは
高橋です。
Twitterでダイエッターのアカウントをフォローしていると、トレーニングの予定や実際にやった回数を投稿しているのを見かけます。
そして私自身も筋トレをした後はツイッターに投稿して記録を残しています。
投稿にいいねが付いたり、フォローしてもらえると嬉しいですね。
こうして、SNSでいろんな人と繋がって投稿し合うことが、筋トレを頑張って続けるモチベーションの一つになっていると感じます。
あなたも、筋肉量を増やすことでエネルギー消費量が多い「太りにくい体」を作るために、日頃から筋トレを頑張っているかもしれませんね。
ただ、筋トレを頑張るあなたに気を付けていただきたいことがあります。
というのも、筋トレ前に「ある行動」をすると十分なトレーニングが出来ない可能性があるそうです。
筋トレを一生懸命やっているのに効果が実感できないという場合は、もしかするとこれが原因の一つになっているかもしれません。
それは…
「脳が疲れる行動」です。
具体的には「勉強」や「読書」、「頭を使う仕事・ゲーム」などです。
これらの行動後は脳が疲れるので、筋トレのパフォーマンスが下がってしまうと言われています。
筋トレ歴4年以上のトレーニング慣れした男性10名を対象とした研究があります。
記憶力や計算力などを測るテストを30分間行い、脳が疲労している状態を作った後、疲れたと感じるまで筋トレをしてもらいました。
次に、脳が疲労していない状態の時に限界まで筋トレを行ってもらいました。
すると、脳が疲れている時はそうでない状態と比べて、筋トレを行った回数が平均15.8%ほど少なくなったそうです。※
人によっては、筋トレ回数が最大で34.6%も減ってしまいました。
また、この研究では脳が疲れている時のモチベーションも一緒に測定しており、参加者の脳が疲労しても、筋トレに対する意欲には変化がなかったそうです。
つまり、脳が疲れている時はやる気があったとしても、筋トレ出来る回数は少なくなってしまうというのです。
筋肉を継続して成長させるためには、トレーニングの回数を増やすか強度を高めて、負荷を掛けることが必要です。
しかし、脳が疲れた状態での筋トレが習慣になっていると、あまり回数をこなせずにトレーニングを終えてしまっているかもしれません。
もし、あなたが仕事や学校を終えた後に自分で決めたメニューでトレーニングを行っていて、筋トレの効果が実感できない場合には、パフォーマンスが知らず知らずのうちに落ちている可能性があります。
おすすめは朝に筋トレをする事です。
脳がリフレッシュしているので、パフォーマンスが落ちにくい状態でトレーニング出来ますよ。
また、トレーニングの効果を実感しながら最大のパフォーマンスで筋トレしたいという場合には、土日などの仕事や学校が休みの日に行ってみてください。
休日でも、勉強・読書・ゲームなどの脳が疲れる可能性がある事をする前に、トレーニングをするのが良いかと思います。
ご紹介した研究では「脳を使う行動」を30分行っただけでトレーニング限界に差が出ていたので、頭を使いそうな予定は短時間であっても筋トレ後に行うことをおすすめします。
今回は、「脳の疲れが筋トレのパフォーマンスを下げるリスクがある」ということをお話しました。
やる気があるのにパフォーマンスが落ちてしまうというのは悔しいなと感じます。
高いパフォーマンスを保った状態で筋肉を鍛えて、エネルギー消費が高い「太りにくい体」を作っていきましょう。
また、気分転換やリフレッシュを目的に筋トレをしている場合は、仕事や学校終わりのトレーニングでも問題ないのでご安心ください。
それでは、また。
ありがとうございました。
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-高橋 一義
【引用・参考文献】
※ Mental Fatigue Reduces Training Volume in Resistance Exercise: A Cross-Over and Randomized Study
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32962539/

