
From:渡邊 麟太郎
「アッ!!!!!!」
こんにちは
渡邊です。
シャワーを浴びている時に、思わず叫びました。
家のお風呂の排水溝から水がドバドバ溢れだして部屋に浸水していたのです…!!
「やってしまった~」と思いながら、雑巾で水浸しになった部屋の掃除をしました。
溢れ出た原因はシンプルに排水溝の掃除をサボっていたからです。
このように僕はズボラでやるべきことをつい後回しにして後悔することが多いです。
(床に置いてた本やらノートがふやけて ショックを受けました)
で、す、が、そんな僕でも
週に2回の筋トレだけは続けることができております。
排水溝の掃除もできないズボラな僕がなぜ筋トレだけは続けることができるのか?
実は、サボり魔の僕だからこそ気づいて対策できたことがあります。
そもそも人間がやるべきことができてない時、、、それは…
「別の行動をしているだけ」なんです。
えー何言ってんだワタナベ…
と思うかもですが、もう一度言います。
「別の行動をしているだけ」
なんです。
人間がやるべきことが出来ていない時、例えばジムに行かなきゃいけないのに行けてないのであれば
ジムに行かなきゃいけないのに→家でスマホいじってる
ジムに行かなきゃいけないのに→家でゲームしてる
ジムに行かなきゃいけないのに→家でネットフリックスしてる
このように、やるべきこと以外の行動をしています。
つまり、この〇〇してることを「可能な限りできない状態」にすれば良いんです。
簡単に言うと「タバコを辞められない人にはガムを与えろ!」という理論に近いです。
これを用いた習慣化テクニックが「if then plan」 というものです。
今日の本題で、悪習慣を消して良い習慣を続けるテクニックです。
方法は超簡単で、「もしXが起きたらYをやる」という形式で、前もってプランを立てておくだけです。
例えば、僕は家にいる時は高確率でジムに行くのをサボります。
なので、「火曜日に出社(X)したら帰りにジムに立ち寄る(Y)。」
といった具合で出社とジムに行く習慣をセットにしています。
外に出たら行きやすくなるし、家にいると間違いなくジムに行かなくなってしまうからです。
「Nine Things Successful People Do Differently *1」という習慣化について調べた本によると
被験者を以下のA、Bグループに分け
A:月曜日、水曜日、金曜日がきたら、仕事の前に1時間ジムで筋トレを行う!という計画を立てる
B:何も決めない
Aグループの91%が数週間以上ジムに通い続けたのに対し、何もしなかったBグループでジムに通い続けた被験者は39%だったそうです。
約52%も変わってくる!というのはすごいことだと思います。
人間の脳は、「XだったらY」という形の文章を記憶しやすいようにできているのが違いをもたらした原因だそうです。
だから、まとめると
①良い習慣を継続したい場合
・出社する時はトレーニングウェアを鞄に持ち込み(X)、退勤後にジムに行く(Y)
・リモートしている時は17時になったらウェアに着替えて(X)、退勤後にジムに行く(Y)
・毎朝8時にこのメルマガを受信したら(X)、開いてダイエット知識をインプットする(Y)
こんな風に、あらかじめ決めておくのが大事です。
②反対に悪習慣を消したい場合は
・どんな格好で何をしていた?
・いつしていた?
・どんな気分だった?
・どのタイミングでしていた?
自分がサボる時はこういう時だなと知って代替行動を作りましょう。
というわけで、今日は「習慣化のテクニック」についてのメルマガでした。
お風呂の水を溢れさせないように、「月末の月曜日にお風呂入るタイミングでパイプウォッシュする!」といった具合で決めておこうと思います。
シンプルかつ効果的なテクニックだと思うのでぜひ活用してみてくださいね。
それでは。また。ありがとうございました。
-渡邊 麟太郎
【引用文献・参考文献】
Nine Things Successful People Do Differently *1
Heidi Grant Halvorson Ph.D 著