
From:渡邊 麟太郎
こんにちは渡邊です。
先日、テレビをみていると「甘いものを食べたい!」という衝動が止まらない女性が紹介されていました。
彼女は、食事は野菜とこんにゃくのみというかなり極端なダイエットをやっており、ストイックにダイエットを続けていました。
ところが、ある出来事が彼女を一変させることに。
それは職場の後輩がお土産にドーナツを持ってきたのがきっかけでした。
頑張っている自分へのご褒美に…と思い1個だけドーナツを口に入れた瞬間、雷に打たれたような衝撃が、全身を貫いたのです。
それ以来、彼女は頭の中が常に甘いもので一杯になってしまいました。
カフェでパフェを大量に注文したり、パフェを食べた後も菓子パンを10個買ったりするようになってしまったのです。
こちらの例は極端だと思いますが、食べたいという衝動を抑えるのはなかなか難しいですよね。
では、甘いものを食べたい衝動を抑えるためには一体どうしたらいいのでしょうか?
今日のメルマガでは甘いものを食べたい時の対処法を3つご紹介します。
甘いものが止められない理由とは?
甘いものが止められない理由とは、スイーツなどに入っている砂糖を口に入れることでドーパミンという物質が出て、幸福感を感じることがクセになってしまうことです。
また、甘いものを摂取することで血糖値が急上昇し、血糖値を下げようとインスリンが分泌されて急激に下がり、低血糖状態になります。
低血糖状態になったことで、脳がエネルギーを欲して甘いものが欲しくなります。
対処法1.甘いものをなるべくみないようにする
プロジェクトM&Mと呼ばれるGoogle社で行われた実験があります。(注1)
当時Googleの従業員は無料で配られているチョコ菓子のM&M’sを食べ過ぎており、従業員の健康が悪化しているという問題がありました。
そこで、チョコ菓子を不透明な容器に隠し、代わりにガラス瓶に乾燥イチジク、ピスタチオ、その他の健康的なナッツを目立つように表示しました。
結果、どうなったのかというと、職員が食べるM&M’sの量がひと月で300万粒も減ったそうです。
甘い食べ物を見ないようにしたり、すぐに食べられるような環境を作らないようにする、というのが効果的です。
対処法2.睡眠をしっかり取る
睡眠不足になると、甘いものへの誘惑に弱くなってしまうことがわかっています。
特に10代の若者を対象にした実験では、甘いものの消費量が2倍近く上がってしまうという研究もあります。(注2)
なので、6時間以上の睡眠を確保することをオススメします。
対処法3.代替行動を用意しておく
以前、メルマガでif then プランニングという方法をご紹介したことがあると思います。
やり方はとても簡単で、もしXが起きたらYをやる。(注3)
という形式であらかじめ自分の行動を決めておくだけです。
こちらの方法は甘いものへの誘惑を断ち切る際にも効果を発揮します。
なので、もし甘いものが食べたくなったら、
・水を飲む
・ガムを噛む
・ブルーベリー グレープフルーツなどの糖質が低いフルーツを用意しておく
・歯磨きをする
等のように代替行動を前もって決めておきましょう。
というわけで、今日は甘いものを食べたい時の対処法を3つ、ご紹介しました。
今日ご紹介したやり方をぜひ参考にしてみてください。
それでは、また。
ありがとうございました。
-渡邊 麟太郎
【引用文献・参考文献】
Technology
Google crunches data on munching in office
Sweet/Dessert Foods Are More Appealing to Adolescents after Sleep Restriction
Stacey L. Simon ,Julie Field,Lauren E. Miller,Mark DiFrancesco,Dean W. Beebe
(https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0115434)(注2)2020年6月17日利用
ウィルパワーダイエット ダイエットという自分との心理戦に勝つ方法
著者メンタリストDaiGo 出版マガジンハウス 2016年6月6日初版(注3)
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