【絶対NG】筋トレ効果が全て台無しになる行動


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From:渡邊 麟太郎

 

こんにちは渡邊です。

 

私事ですが、週に1度整えデーという日を設けています。

 

整えデーとは掃除をしたり、洗濯をしたり、とにかくお家を綺麗にして整える一日です。

 

この間の整えデーも朝から洗濯をしてキッチンもピカピカにして、めっちゃ良い気分で過ごしていました…が、

 

事件が起こりました。

 

「うわあああ」

 

なんと綺麗にしたキッチンにネズミが出たのです。

 

気分はマジで最悪です。

 

キッチンの食料品を見ると、プロテインの袋に穴が…(涙)

 

綺麗にして整えたはずなのに、ネズミのせいで、全て台無しになってしまいました…

 

今まで順調だったものが、急に台無しになってしまうことがありますよね。

 

筋トレも同じように、「ある行動」をすると、効果があるばかりか、努力が全て無駄になってしまうのです。

 

それは一体、どんな行動かというと…

 

オーバートレーニングです。

 

・毎日、休まずに何時間も強い負荷のマシントレーニングを行う

・身体を動かすと強い痛みがあるにも関わらず運動を続ける

 

こんな風に休息を入れずにトレーニングを行うとオーバートレーニングになってしまう恐れがあります。

 

そもそも筋トレ効果を得るためには、運動に加えて休息も必要不可欠です。

 

しかし、

 

・運動をしないと筋肉が減ってしまいそう…

・動かないと太る…

 

と思って、過度に筋トレを行い休息を設けないと以下のような様々なデメリットがあります。

 

・筋肉痛が続く

・疲れやすくなる

・全身の倦怠感

・睡眠障害

・集中力の欠如

 

ちなみに、厚生労働省によれば、オーバートレーニングとは『スポーツなどによって生じた生理的な疲労が十分に回復しないまま積み重なって引き起こされる慢性疲労状態です』と記載されています。(注1)

 

トレーニングは、日常の身体活動レベルより大きな負荷を筋肉に与えることによって、効果が得られるという原則があります。

 

これを過負荷の原則(オーバーロード・トレーニング)といいます。

 

しかし、疲労回復に必要な休息が不十分だった場合は、かえってトレーニングの効果が低下してしまうのですね。

 

どれぐらい休んだらいいの? 

 

筋トレをすると筋繊維が破壊されます。

 

そうなると、筋肉は以前よりもさらに強い筋肉を作ろうとします。

 

これを「超回復」と呼びます。

 

トレーニング歴が長い男性10名を対象にし、全身をまんべんなく鍛えるトレーニングをしてもらった上で、回復する期間を調査した研究があります。(注2)

 

男性被験者は、

 

A:24時間の休憩を取るグループ

B:48時間の休憩を取るグループ

 

に分けられました。

 

調査によって、

 

A:24時間の休息では、参加者の30%が完全回復した

B:48時間の休息では、参加者の70〜80%が完全回復した

 

上記の結果がわかりました。

 

なので、特に高負荷のマシン系のトレーニングをする場合は48時間以上、しっかり休んだ方がいいかもしれません。

 

※個人差があるのであくまで目安です。自分の身体と相談しながら無理せずにトレーニングをしてください。

 

 

というわけで、今日はオーバートレーニングについてご紹介しました。

 

運動と休息は必ずセットにしてください。

 

基本的なところだと思いますが、しっかり抑えておきましょう。

 

「食事」と「運動」はボディメイクの柱です。

 

そして「筋トレ」と「休息」で効率的に筋肉を育てていきましょう。

 

今日のメルマガがあなたのダイエットのお役に立てれば幸いです。

 

それでは、また。

 

ありがとうございました。

 

-渡邊 麟太郎

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【引用文献・参考文献】

 

厚生労働省e-ヘルスネット オーバートレーニング症候群(おーばーとれーにんぐしょうこうぐん)

(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-016.html)

 

Stability of a Practical Measure of Recovery From Resistance Training

Eric J Jones 1, Phil A Bishop, Mark T Richardson, Joe F Smith

Affiliations expand

PMID: 17194226 DOI: 10.1519/R-15554.1

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17194226/