From:糸川 真未
こんにちは、糸川です。
6月も下旬になり、いよいよ夏らしくなってきましたね。
夏ってやっぱりワクワクしますよね。
しかし、暑さで食欲が失せて食べる量が減ったり、食べるものが偏ったりと栄養が不足しがちな季節でもあります。
一見、「食べられないならダイエットになって良いのでは」と思われるかもしれません。
ですが、しっかり食事が摂れていないと後々ドカ食いの原因になったり、エネルギー不足で十分なトレーニングができなくなってしまいます。
ダイエットを停滞させないためにも夏バテは避けたいところですね。
実は、6月が旬のある食べ物には夏バテ予防だけでなく、ダイエットにもぴったりな栄養たっぷり&脂肪燃焼効果ありのものがあるんです。
一体なにかというと…
イワシです。
スーパーでもよく見かける庶民の味方ですね。
イワシは6月~10月が旬で、夏にかけて脂が乗ってきてより美味しくなりますから、今の時期に食べるダイエット向き食品としておすすめです。
さて、肝心のなぜダイエットにも夏バテ予防にも良いのかという説明をしますね。
イワシにはLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪の減少が期待できると言われる
DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(IPA/イコサペンタエン酸)が豊富に含まれています。※1
実際にとある研究で
「DHAとEPAを含んだ魚油を与えたマウスのほうが、体重増加と脂肪蓄積が減少した」※2
というデータが出ているので期待できます。
スーパーによく並んでいるイワシ以外の魚※1とのDHA・EPAの含有量を比べると…
生魚(100g) |
DHA |
EPA |
イワシ |
870mg |
780mg |
サバ |
970mg |
690mg |
シャケ |
890mg |
310mg |
マグロ |
600mg |
110mg |
カツオ |
120mg |
39mg |
サバ、シャケもDHAは豊富ですが、EPAの数値を合わせると総合的にバランスがいいのはイワシとなります。
夏バテ予防についてですが、イワシには栄養素がたっぷり含まれているというのが理由です。
例えばビタミンA、B、D、E、Kと多くのビタミン類だけでなく、鉄分、カルシウム、カリウム、リン…などなど体に良い成分が本当に豊富なんですよ。
ビタミンは身体の機能を整えてくれますので積極的に摂っていきたいですね。
これからますます暑さが厳しくなりそうな夏、体調不良でせっかく続けてきたダイエットが停滞してしまうのはもったいないですよね。
できるだけ夏バテを防ぐためにも、
「暑くて昨日はあんまりご飯を食べられなかったな…」
「最近、冷たいものばっかり食べてしまったりなんだかメニューが偏ってる…」
といった食事が続いた際のフォローにイワシを食べてみてはいかがでしょうか。
調理がちょっと手間と思うのであれば、もちろんイワシの水煮缶でもOKです。
缶詰なら骨まで食べられますから、より栄養を効率よく摂ることができますよ。
夏バテの他にも熱中症や脱水症状など、気をつけることの多い夏のダイエットを元気に乗り越えていきましょう。
それでは、また。
ありがとうございました。
-糸川 真未
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【引用・参考文献】
※1 文部科学省. 「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」.
. 食品成分データベース.
https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=10_10047_7&MODE=1
(参照 2024年5月17日).
※2 KIM, Minji, et al. Fish oil intake induces UCP1 upregulation in brown and white adipose tissue via the sympathetic nervous system. Scientific reports, 2015, 5.1: 18013.