食べ過ぎちゃった翌日にやってはいけないこと


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From:榑井 克也

 

こんにちは榑井(くれい)です。

 

「つい食べ過ぎちゃいました」「ドカ食いしてしまった…」

 

ダイエット中にやってはいけないと思いつつ食べ過ぎてしまう、、、

 

これって多くのダイエッターが一度はやってしまうことかもしれませんね。

 

僕も昔110kgから70kgぐらいまでダイエットしたことがありますが、当時たまにドカ食いしちゃうことがありました。

 

食べてる時は美味しくて幸せなんですが、食べたあとの後悔とか台無し感ってすごいんですよね。

 

でも、食べ過ぎちゃったことは帳消しにできません。

 

僕たちは食べ過ぎた翌日もヤケにならず、前を向いて生きていかなくてはなりません。

 

そこで、今日は食べ過ぎちゃった翌日にやってはいけないこと

 

というテーマで、つい食べ過ぎてしまった翌日をどう過ごすかといった内容をご紹介したいと思います。

 

食べ過ぎちゃった翌日にやってはいけない2つのこと

 

その1.食べない

 

「昨日食べ過ぎちゃったから、今日は食事量を減らして帳尻を合わせよう…」

 

なんて考えたことがあるかもしれません。

 

実際、僕は昔やったことがあります。

 

でも、食べないのは一番のNG行動です。

 

空腹時の身体は軽い飢餓モードに入って、少ない食事からも多くの栄養を吸収しようとしてしまいます。

 

お配りしているダイエットマニュアルやメルマガ上でもお伝えしてきたことですね。

 

食べないことによって、そのあとの食事で太りやすくなってしまいます。

 

特に、前日に食べ過ぎた日の朝食は、空腹感も少なかったり、食べ過ぎた罪悪感があったりして、抜きやすい条件が整っているかもしれません。

 

それでも、朝食は食べるべきです。

 

日光と朝食が僕たちの体内時計をリセットし、身体を目覚めさせるからです。

 

また、朝食を抜く人ほど冷え症のリスクが高まることが分かっています。※1

 

基礎代謝が下がり、不眠や便秘なども招いてしまう冷えはダイエットの敵です。

 

朝食はちゃんと食べて健康的にダイエットをしていきましょう。

 

その2.偏った食事をする

 

その1.食べないに通じる部分があるかもしれませんが、野菜だけ食べるなどの極端に偏った食事もNGです。

 

前日にいっぱい食べてしまったからといって、「量」に注目して帳尻を合わせようとするのではなく、栄養の「質」に注目して食事を摂りましょう。

 

具体的には代謝を促すビタミンB群や、便通を促す食物繊維、老廃物を排出する水をしっかり摂りましょう。

 

食物繊維や水はともかく、ビタミンB群と一括りにして実際にはどんな働きをする栄養成分なのか分かりにくい場合もあると思いますので、軽く説明しますね。

 

ビタミンB1:糖質をエネルギーに代謝するのに必要で、これが不足するとエネルギー代謝が滞ってしまいます。

 

豚肉、特に豚ヒレ肉や海苔、大豆などに豊富に含まれています。

 

ナイアシン(ビタミンB3):脂質・糖質・たんぱく質の代謝に不可欠で、アルコールの分解にも関わっているので、お酒を飲む人ほど重要です。

 

カツオやまぐろ、豚や牛のレバー、鶏ささみ、まいたけやエリンギに豊富です。

 

ビタミンB6:脂質の代謝をサポートして、肝臓に脂肪が蓄積するのをセーブします。

 

カツオやまぐろ、牛レバー、鶏ひき肉などに含まれています。

 

パントテン酸(ビタミンB5):脂質・糖質・たんぱく質の代謝を助けて、善玉コレステロールを増やす働きがあります。

 

鶏・牛・豚のレバー、卵黄、納豆、鶏ささみ、モロヘイヤやアボカドに含まれています。

 

ということで、今日は「食べ過ぎちゃった翌日にやってはいけないこと」という内容をご紹介しました。

 

前日に食べ過ぎちゃったからといって、極端に食事量を減らしたり、偏った食事をするとダイエットに逆効果になってしまう可能性があります。

 

「量」を食べすぎてしまった翌日は、栄養成分の「質」に注目して代謝をサポートする食事を心がけたいですね。

 

もちろん、意識的に運動量を増やすのもgoodです。

 

「食べ過ぎ」や「ドカ食い」は多くのダイエッターが経験することだと思います。

 

でも、たった1日食べ過ぎたぐらいで、あなたの努力がすべて水の泡になってしまうワケじゃありません。

 

1ヵ月しっかり糖質コントロールを行ってきたなら、1日食べ過ぎてもたった1/30でしかないのですから。

 

「また食べ過ぎちゃった、ダメだなぁ」

なんて自分を責めすぎても、あんまりイイことはありません。

 

翌日からは切り替えて、糖質コントロールを再開していきましょう。

 

それでは、また。

 

ありがとうございました。

 

-榑井 克也

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【引用・参考文献】

※1 青木貴子, et al. 冷え性と食事の関連. 岐阜市立女子短期大学研究紀要, 2011, 61: 53-58.