From:木谷 正人
こんにちは。木谷 正人です。
あなたは、ダイエットのための食事方法の一つである「◯◯ファースト」について知っていますか?
例えば、野菜を先に食べる「ベジファースト」や、メカブを先に食べる「メカブファースト」などです。
野菜やメカブなどは食物繊維が豊富で、血糖値の上昇を抑制する効果が期待できます。※1
血糖値が上昇するとブドウ糖が中性脂肪に変わりやすくなります。※2
なので、食物繊維が豊富なそれらを先に食べることで、中性脂肪の増加が抑えやすくなるわけです。
ただ、野菜を食べない場合もあるでしょうし、「毎食メカブ」もさすがに現実的ではありませんよね。
そこで今日は、ダイエット効果が期待できるもう一つの「ファースト」を紹介します。
食事のパターンを増やすことは、飽きずにダイエットを継続するための秘訣です。
なので、この後お伝えする方法も是非試していただいて、食事のバリエーションを増やしてみてください。
それは…スープを先に食べる「スープファースト」です。
スープを先に食べた場合と、スープを食べない場合の食事量(摂取カロリー量)の違いについて検証した研究があります。※3
その研究では、スープを先に食べることで、スープを食べない場合に比べて、その後の食事の摂取カロリー量が約20%減ったと報告されています。
ちなみに実験では、とろみのある野菜スープや、ピューレ状(野菜を細かくすりつぶした状態)のスープなど、いくつかの種類のスープが用いられました。
しかし、どの種類のスープでも、摂取カロリー量が約20%減ったとのことです。
つまり、どんな種類のスープであれ、その後の食事の量(摂取カロリー量)を減らせる効果が期待できるということですね。
ただ、これは何か特別なメカニズムがあるわけではありません。
シンプルに、水分の摂取による満腹感の増加が大きな要因です。
以前、水(ミネラルウォーター)を食前に飲むと、お腹が満たされやすくなり、その後の食事量を減らすことができるとお伝えしたことがあります。
それと同じ効果ですね。
ただ、水を飲むのが苦手な場合もあるとは思います。
なので、今回は代替案の一つとしてスープファーストを紹介しました。
冒頭でお伝えしたように、ベジファーストやメカブファーストも、もちろんダイエットに効果的です。
しかし実際のところ、野菜を食べない場合もあるでしょうし、メカブも毎回食べるわけではありませんよね。
また、同じ方法を続けていても飽きてしまうものです。
なので、もしスープをあまり食べていないのなら、日々の食事にスープを取り入れてみてください。
バリエーション豊かな食事をして、食事コントロールを楽しく継続していきましょう。
ただ、スープのカロリーや糖質が高かったら、元も子もありません。
なので、以下のような低カロリー&低糖質のスープを食べるようにしてみてくださいね。
- 卵スープ
- わかめスープ
- 葉物野菜のスープ(根菜類は糖質高めなので注意)
また、もしネットでレシピを探す場合は、カロリーや糖質量などがしっかりと記載されているものを参考にするようにしてみてください。
ネットで公開されているレシピの中には、低糖質と記載しておきながら、糖質量が高いレシピもありますからね。
繰り返しますが、低カロリー&低糖質のスープで、スープファーストを実践していきましょう。
それでは、また。
ありがとうございました。
-木谷 正人
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【引用文献・参考文献】
※1 厚生労働省.「食物繊維の必要性と健康」.e-ヘルスネット.
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-001.html
(参照 2024年7月10日)
※2 厚生労働省.「ブドウ糖(ぶどうとう)」.e-ヘルスネット.
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-030.html
(参照 2024年7月10日)
※3 FLOOD, Julie E.; ROLLS, Barbara J. Soup preloads in a variety of forms reduce meal energy intake. Appetite, 2007, 49.3: 626-634.