From:糸川 真未
こんにちは、糸川です。
肌寒い季節になってきましたが、いかがおすごしでしょうか。
運動のしやすい季節になってきたので、私は新たにヨガを始めてみようかなと思って色々と体験しに行っています。
ヨガで身体をじっくり温めるのもいいですが、私は寒くなるとやっぱり鍋が食べたくなります。
鍋といえばあなたはどんな具材を入れますか?
野菜たっぷり鍋、あっさりスープの鶏肉鍋、激辛キムチ鍋など色々な鍋がありますよね。
今回はダイエット中の鍋にぜひ入れていただきたい、美味しくて栄養豊富な上にメタボ予防にも効果的だと言われている具材を紹介します。
一体何かというと…牡蠣です。
まずは牡蠣の成分量からご紹介します。
■生牡蠣 100g ※1
・カロリー…58kal
・たんぱく質…6.9g
・糖質…4.9g
・脂質…2.2g
上記は100gでの計算ですが、牡蠣は通常大きめの1粒約20gなので、1粒あたりは約12kcalほどになります。
低カロリー・低糖質でなだけでなく、たんぱく質も含んでいるのでダイエット中にも食べやすいですね。
また、「完全栄養食品」と呼ばれる牛乳と同じように、ビタミンE・亜鉛・鉄分・タウリンなど豊富な栄養素を含んでいます。
そのことから、「海のミルク」とも呼ばれているほどです。
そんな海のミルク・牡蠣がなぜメタボリックシンドロームの予防に役立つのかというと、「フコキサンチン」という成分が含まれているからです。 ※2
フコキサンチンは抗酸化作用を持つと言われるカロテノイドの一種で、他のカロテノイドに比べて強い抗酸化力を持っています。
そのため老化の予防や動脈硬化・脳卒中といった病気の予防にもつながるのですが、嬉しい作用はこれだけではありません。
フコキサンチンがメタボリックシンドロームの予防にも役立つということを検証したとある研究があります。
肥満マウスにフコキサンチンを含んだ食品を食べさせるとどうなるか、という実験です。※3
4週間ほどマウスにフコキサンチンを摂取させたところ、肥満マウスは体重だけでなく脂肪を溜め込むと言われる「白色脂肪細胞」の増加も抑えられたそうです。
また、脂肪組織の肥大化に関わる「炎症性アディポサイトカイン」と言われる物質の働きも抑制されたという結果が出ています。
白色脂肪細胞の増加を抑え、肥満を促進する脂肪細胞の肥大化も制御してくれるのでメタボリックシンドロームの予防につながるということですね。
ダイエットにも健康にも良い牡蠣、ぜひこれからの季節の旬でもある牡蠣を鍋の主役にしてみてはいかがでしょうか。
それでは、また。
ありがとうございました。
-糸川 真未
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【引用・参考文献】
※1 文部科学省.”魚介類/<貝類>/かき/養殖/生”.食品成分データベース.https://fooddb.mext.go.jp/result/result_top.pl?USER_ID=15406
(参照 2024年8月15日)
※2 金沢和樹. フコキサンチン. 日本食品科学工学会誌, 2008, 55.4: 194-194.
※3 細川雅史. I-5. フコキサンチンの抗肥満作用とその分子機構. 日本水産学会誌, 2012, 78.5: 1007-1007.