
From:木谷 正人
こんにちは木谷です。
ダイエットや筋トレをしているなら最低でも1回は経験あると思うのですが…
つい、サボってしまうことありませんか?
単純に気分の問題で「今日はめんどくさいなあ」と感じてサボってしまうとか。
筋トレをしていても目標の回数をこなさずに「今日はこれくらいでええやろ」と自分に甘くなってしまうこととか。
ダイエットや筋トレをなんとなくサボってしまうことって、何回かはあるんじゃないかなと思います。
もちろん体調不良の場合や、精神的余裕がないときなどは無理しないほうが良いのですが…
やはりサボらずに継続したほうが早く結果が出るものです。
早く結果が出て変化を実感できれば、モチベーションキープにもつながります。
なので、やはりサボらないに越したことはないですよね。
ただ、仮に今サボらずに継続できていたとしても、
もしかしたら今後ふとした拍子に、サボりたくなることがあるかもしれません。
っということで今日は「出来るだけサボらずにダイエットする方法」についてお伝えします。(筋トレにも使えます)
といっても、めちゃくちゃ簡単です。
お金は一切かかりません。
一人でも出来ます。
今日からすぐ出来ます。
もしサボってしまいそうになったら、ぜひ試してみてください。
さて、その方法ですが…
「カメラ目線の人物写真(画像)を用意する」
これだけです。
誰の写真でもよいのですが、あなたの好きな人の写真や、尊敬する人の写真がおすすめですね。
「カメラ目線」というのがポイントです。
その写真を自分の前に置いてダイエットしてみてください。
手元にない場合は、スマホやPCなどで画像を検索してみましょう。
そして例えば「早食いしないように意識して、かつ、よく噛んで食事をする」というダイエットをしているのなら…
食事の時に先ほどの写真を用意して、『その人に見られている』と意識しながら食事してみてください。
また筋トレであれば、写真を目の前において『その人に見られている』と意識しながら筋トレしてみてください。
これは『誰かに見られている』という状況を擬似的に作って、サボりにくくするという方法です。
「そんなので?」と思うかもしれませんが、こんな研究があります。
2006年と少し古いのですが、イギリスのニューカッスル・アポン・タイン大学が、次のテーマで実験を行いました。※1
『他人の目線を意識した場合に、私たちの行動はどのように変わるのか?』という研究です。
結論から言うと、「誰かに見られている」と認識すると、人は良い行動をしようとします。
実験はダイエット目的で行われたものではないのですが、これが中々興味深いのです。
かいつまんでお伝えすると…
実験はシンプルで、お茶やコーヒーの代金を参加者に自由に支払わせるという内容でした。
そして次の2パターンを試して、支払われる金額を比較したのです。
- お金を支払うボックスの上に「カメラ目線の人の写真」を置く
- 「カメラ目線の人の写真」は置かずに、代わりに「花の写真」を置く
答えはもうお分かりだと思いますが、そうです、「カメラ目線の人の写真」を置いた場合の方がより多く支払われたのです。
その差は、2.76倍でした。
「誰かに見られている」と認識すると、“よく思われるための行動”をしようとする…
ということが示唆されているのですが、これをダイエットや筋トレなどに応用しようというのが今日の話ですね。
ただ、先程も言ったように上記の研究はダイエット目的で行われたものではありません。
ダイエットにも効果があると科学的に証明されているわけではないのですが、モチベーション維持への応用はできるはずです。
なので、もしやったことがないのであれば、ぜひ一度やってみてください。
好きな人や尊敬する人に見られていると、たとえそれが写真や画像であっても、不思議とやる気が出てくるものです。
「情けないところは見せられない…!!」っという感じですね。
ダイエットや筋トレは、やはり継続することが大事です。
多少の息抜きは全く構わないのですが、もしサボってしまう日が続くような場合は、ぜひこの方法を試してみてください。
それでは、また。
ありがとうございました。
-木谷 正人
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【引用・参考文献】
※1 BATESON, Melissa; NETTLE, Daniel; ROBERTS, Gilbert. Cues of being watched enhance cooperation in a real-world setting. Biology letters, 2006, 2.3: 412-414.