お正月の食べすぎを後悔しているあなたへ


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

From:平嶋

 

こんにちは平嶋です。

 

改めまして、明けましておめでとうございます!

 

さて、あなたは年末年始をどのように過ごしたでしょうか?

 

年末年始といえば、年越しそばに始まりお餅、おせち、お雑煮、おしるこなど、ならではの料理がいっぱいです。

 

(ちなみに私の実家では、何故か毎年、カニを食べます)

 

正月はイベントの雰囲気にのっかって、ついつい食べすぎてしまうなんてことがあると思います。

 

あなたももしかすると 「正月に浮かれて食べすぎてしまった…。せっかく今まで頑張ってきたのに、どうしよう…」

 

なんて心配されているかもしれません。

 

でも、安心してください。

 

実は、普段からある行動”をとっていれば、食べすぎてしまっても身体は元に戻りやすいらしいのです。

 

その行動とは…

 

普段から「健康的な食生活を行っていること」です。

 

オーストラリアのディーキン大学で、「健康な人による短期間の過食が、食後のグルコース調整にどのような影響をもたらすのか」という研究が行われました。※1

 

グルコースとはブドウ糖とも呼ばれていて、動植物が活動するためのエネルギーです。

 

厚生労働省の『e-ヘルスネット』では、「血液中では血糖として存在し、インスリンによって濃度がコントロールされています。血液中のブドウ糖濃度が上がるとインスリンの働きで中性脂肪に変えられ、脂肪細胞に蓄えられます。このためブドウ糖を多く摂り過ぎると結果として肥満を招き、生活習慣病にも関係します。」と説明されています。※2

 

この研究では、8人の健康な若年男性を対象に、5日間過食する実験と、28日間過食する実験を行いました。

 

5日間の過食では、内臓脂肪量が約15%増加しましたが、体重や体脂肪量に有意な変化は見られなかったそうです。

 

対して、28日間の過食では体重が1.6kg、体脂肪量でも1.3kgの増加が見られました。

 

また、食後の血糖値やインスリン反応は5日間の過食では変化が見られなかったのに対し、28日間の過食後には緩やかではありますが増加したそうです。

 

つまり、普段ボディメイクを頑張っているあなたが、お正月に食べすぎてしまったとしても、あまり気にしすぎる必要はないということです。

 

もちろん、5日間の過食で内臓脂肪量が増加しているので、積極的に過食をしていいというわけではありません。

 

過食の頻度が多ければ、当然健康にも影響が出てしまいます。

 

また、この研究では対象者が適正体重の若い若年層だったということもあるので、そこも加味しなければなりませんね。

 

とはいえ、もしあなたが正月に食べすぎて後悔していたり、不安になっているのであれば、あまり気にしすぎなくても良いということです。

 

ボディメイクは一朝一夕では行えないということは、今までもお伝えしてきました。

 

それは裏を返せば、たった一日二日食べすぎてしまったからといって、今までの努力が帳消しになるというわけではないということです。

 

今日からまた気持ちを切り替えて、ボディメイクに励んでいけば、きっと結果を出せるはずです。

 

2025年も、一緒にボディメイクを頑張っていきましょうね。

 

それでは、また。

 

ありがとうございました。

 

平嶋

早く結果を出したいなら…

24/7Workout精鋭プロトレーナーが厳選・開発!

こだわり抜いて作られたサプリメント・グッズ・レシピ本など、あなたのダイエットをサポートするアイテムが勢ぞろい!

詳しくはこちら

 

【引用・参考文献】

 

※1 MORRISON, Dale J., et al. Modest changes to glycemic regulation are sufficient to maintain glucose fluxes in healthy young men following overfeeding with a habitual macronutrient composition. American Journal of Physiology-Endocrinology and Metabolism, 2019.

 

※2 厚生労働省.「ブドウ糖(ぶどうとう)」.e-ヘルスネット.https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-030.html

(参照 2024年12月9日)