From:平嶋
こんにちは
平嶋です。
糖質コントロールを始めたばかりの頃に驚いたことがあります。
それは、ヘルシーだと思い込んでいた食べ物に、糖質が結構含まれていということです。
例えばですが、カロリーメイト等のバランス栄養食ですね。
そもそも糖質は五大栄養素のひとつで、人間の身体には必要な栄養素です。
バランス栄養食は1日に必要な栄養素を手軽に補給できる食品ですから、糖質が含まれているのは当然の話なのです。
しかしながら、当時の無知な私は
身体に良さそう、ヘルシーそう=ダイエットに良い
という、乱暴な方程式で間違ったイメージを持っていました…。
もしかしたらあなたも、
「なんとなくダイエットに良さそう」
というイメージだけで、糖質量の多いものを食べているかもしれません。
そこで今日は、
「ヘルシーに見える糖質量の高い食べ物」
について紹介していきます。
■シリアル食品
シリアルとは、トウモロコシやオーツ麦、小麦などの穀物を加熱調理で食べやすく加工したものです。
日本では朝食で食べることが多いですね。
牛乳やヨーグルトをかけて食べるのが一般的ではないでしょうか。
シリアルの種類としては、コーンフレークやフルーツグラノーラがあります。
コーンフレークとフルーツグラノーラの違いは、原料です。
コーンフレークの原料は主にとうもろこしなのに対し、グラノーラは
・ロールドオーツや麦、玄米、とうもろこしといった穀物加工品
・ココナッツやナッツなどの種実類
この2つを砂糖やはちみつなどのシロップ、植物油と混ぜて、オーブンで焼いたものです。
ヘルシーでダイエットに最適なイメージがありますが、実はコーンフレークもフルーツグラノーラも糖質量がとても多いです。
文部科学省の「<日本食品標準成分表>2015年版(七訂)」によれば、コーンフレークは100gあたり約81.2gの糖質量を含んでいます。
一食分は約40gとされているので、糖質量は約32.4gとなります。
カルビーから発売されている「フルグラ」は、100gあたり約63.2gです。
一食分は50gされているので、約31.6gの糖質が含まれていることになります。
また、牛乳やヨーグルトをかけるのが定番ですが、果物をトッピングする場合もあるかと思います。
すると、その分の糖質もプラスされてしまうので注意が必要です。
牛乳も意外と糖質量が高く、100g当たり4.8gの糖質量が含まれています。
もしダイエット中でもシリアルを食べたい!という場合は、トッピングや食べる量に気を付けるほか、糖質オフの商品を選びましょう。
■野菜ジュース
野菜を摂れない代わりに、野菜ジュースを飲むということがあるかと思います。
しかし、野菜ジュースには飲みやすくするために意外と砂糖が使われていることが多いのです。
砂糖を添加していないものであっても、原料の野菜そのものに糖質が多く含まれていることもあります。
たとえば伊藤園の「1日分の野菜」は、1本(200ml)あたり15.2gの糖質が含まれています。
カゴメの「野菜一日 これ一本」の糖質量は1本(200ml)当たり13.7gです。
野菜ジュースにすることでリコピンやベータカロテンは生で食べるよりも吸収率が高まるという研究結果もあるそうですが、野菜は食事から摂るのを基本とし、野菜ジュースは野菜摂取の補助として考えたほうがいいです。
また、野菜ジュースを飲むときは糖質オフのものを選ぶのが良いでしょう。
■春雨
なんとなくヘルシーなイメージがありますが、春雨の原料はでんぷんです。
普通春雨(ゆで)100gの糖質量は19.1gなので、糖質コントロール中は控えたほうがいい食材です。
ただし、春雨は低GI食品で、食後の血糖値が上がりにくいという特徴があります。
※GIとは、食後血糖値の上がりやすさを示す指標のことです。
そのため、ヘルシーな印象を与えているのかもしれません。
いかがでしたか。
あなたも食べ物を選ぶときは、パッケージの裏を見るくせをつけると、どの食材の糖質が高いのかわかるようになってきます。
糖質量は、「炭水化物(g)-食物繊維(g)」で計算することができますよ。
それでは、また。
ありがとうございました。
–平嶋
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【参考・引用文献】
「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」(文部科学省)