
From:平嶋
こんにちは平嶋です。
今日ご紹介するのは、血糖値上昇抑制効果等、メタボリックシンドローム予防効果があると言われている、
ダイエッターとしてはチェックしておきたい果物です。
その果物とは…シークワーサーです。
シークワーサーに含まれるノビレチンという成分がポイントです。
ノビレチンはフラボノイドの一種で、シークワーサーの他にはカボス、ぽんかん等の柑橘類にも含まれています。
※フラボノイドとは、ポリフェノールの一種であり、天然の有機化合物の植物色素の総称を指します。
ノビレチンには以下のような働きが期待できます。
・血糖値上昇を抑制する効果
・脂肪分解の促進によるメタボリックシンドローム予防
・エネルギー代謝に関係のある痩せホルモン「アディポネクチン」の発現亢進(こうしん)
カナダの大学で行われた研究でラットを使った研究があります。
まず、ラットに12週間、HFHC(高コレステロール含有)食餌を与えました。
この時点でラットの体重は増加しています。
その後、ラットを以下の4グループに分けて、さらに12週間観察しました。
①HFHC食餌を継続して与える。
②通常のマウスの餌を与える。
③3%のナリンゲニン※を補給したHFHC食餌を与える。
④0.3%ノビレチンを補給したHFHC食餌を与える。
※ナリンゲニンとは、グレープフルーツやはっさく等のミカン科の植物に含まれるポリフェノールの一種です。食欲抑制や抗酸化作用等があります。
①はさらに20%体重が増加してしまったのに対し、同様に高コレステロール食を与えられていた③と④は、最初の12週間で増加した体重の13%が減少するという結果になりました。
ノビレチンの摂取により、体重減少効果が期待できる…というわけですね。
いかがでしたか?
ノビレチンが特に含まれるのはシークワーサーですが、果汁の糖質量は100g当たり約7.6gです。
シークワーサー1個分当たりの果汁は4g程度なので、数個食べる分には問題ないでしょう。
シークワーサーは収穫時期が3回あります。
・8~9月:酢の物用の青いもの
・10~12月:原液ジュース用
・12月~2月:生食用で、糖度の高い黄色いもの
用途は異なりますが、長期で出回るものですので知っていて損はないですよ。
ぜひ食卓にも取り入れてみてください。
それでは、また。
ありがとうございました。
-平嶋
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【引用・参考文献】
BURKE, Amy C., et al. Intervention with citrus flavonoids reverses obesity and improves metabolic syndrome and atherosclerosis in obese Ldlr−/− mice. Journal of Lipid Research, 2018, 59.9: 1714-1728.