【朗報】後天的に「痩せ体質」になる方法!


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From:井出 夕子

 

こんにちは、井出です。

 

「痩せの大食い」という言葉があります。

 

そして、実際にあなたの周囲にもいるのではないでしょうか?

 

人一倍食べても全く太らない、むしろ痩せている、という人が…。  羨ましいですよね。

 

原因は色々ありますが遺伝的要素の他、筋肉量が多く基礎代謝が高いため平常時でも消費カロリーが多いといったことが考えられます。

 

24/7メソッドで食事コントロールだけではなく、運動も同時に行うことを推奨している理由はまさにここにあります。

 

筋トレを中心とした運動で筋肉を付けることで痩せやすく太りにくい体質を目指しているのです。

 

…といった「筋肉量が消費カロリーを上げる鍵になる」という話は、これまでにもう何度もしてきましたね。

 

今回はこの「痩せ体質」になるために「筋肉量増やす」以外の方法お伝えしようと思います。

 

実は、あなたの体内に存在するあるもの」の70%を味方にすることによって、劇的に痩せられる可能性があるのです。

 

その「存在」とは…腸内細菌」です。

 

ダイエットに関心の高いあなたであれば、一度は腸内にいる「痩せ菌」「デブ菌」といった言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

ちなみに「痩せ菌」「デブ菌」は正式名称ではありません。

 

通称「痩せ菌」は「バクテロイデス」といい、食べ物を分解する際に短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)を排出します。

 

この短鎖脂肪酸が脂肪細胞に働きかけると脂肪の取り込みが止まる、という作用があるのです。

 

そのような仕組みが肥満を防いでくれるため、バクテロイデスは「痩せ菌」と呼ばれているのですね。

 

反対に通称「デブ菌」…正式名称「ファーミキューテス」は便として体外へ排出されるはずの食物の残りカスや、本来カロリーにならないはずの難消化性食物繊維でさえエネルギーに変えてしまう働きを持ちます。

 

食べた物から必要以上にカロリーを取り込み、脂肪を溜め込む作用があるため、この菌を多く持つ人は、他の人と同じ食べ物を食べたとしても、太ってしまうのです。

 

さらに悪いことに、デブ菌が増えると腸内から脳にアクセスできる迷走神経に働きかけ、デブ菌を増やすハイカロリーで高脂質なものを欲するように、伝令を送るようになります。

 

そうなると私たちはますますハイカロリーなものを食べたくなり、その結果さらにデブ菌が増える…という、太る悪循環が止まらなくなってしまいます。

 

前者は「善玉菌」、後者は「悪玉菌」に属しています。

 

痩せ体質を作るには、言わずもがな痩せ菌である善玉菌を強化し増やすことが重要となるのですが…

 

実は、私たちの体内には「善玉菌」「悪玉菌」の他に「日和見菌(ひよりみきん)」と呼ばれる菌がいます。

 

この「日和見菌」は全体の腸内細菌の7割を占めており、善玉菌が優勢の時は善玉菌の方に、悪玉菌が優勢の時は悪玉菌の方に味方するという、まさに「日和見」的な菌です。

 

つまり、この日和見菌を善玉菌の味方にすることによって、食べても太らない痩せ体質を手に入れることができるというわけです。

 

では、この日和見菌を善玉菌の味方につけるにはどうすれば良いのでしょうか?

 

一言で言ってしまえば「腸内環境を整える」ということに尽きます。

 

あなたもご存知かもしれませんが、腸内環境を整えるには、規則正しい食事や睡眠や運動、ストレスフリーな生活、食物繊維や水をたっぷり摂る…といったことが有効です。

 

「それは知っているけれど、そんなに色々なことを時間をかけてやってられない」

「もう少し効率よく腸内環境を整える方法はないの?」

 

なんて思ったかもしれませんね。

 

それでは、最短最速で腸内環境を整える食べ物をお教えします。

 

ずばり「納豆」です。

 

発酵食品が腸に良いということは時々見聞きしていることだと思います。

 

数ある発酵食品の中で何故納豆が一番と言えるのでしょうか。

 

様々な理由がありますが、何と言っても「納豆菌の強さ」にあります。

 

ビフィズス菌や乳酸菌など、身体に良い菌は沢山ありますが、多くが熱に弱かったり、何より私たちが持っている強力な胃酸によって死滅してしまいます。

 

しかし、納豆菌はとても強く、たとえば180度以上の高温で20分以上加熱しない限り死滅しません。

 

それは、納豆菌には「芽胞(がほう)」と呼ばれる極めて耐久性の高い細胞構造が備わっているからです。

 

この芽胞のおかげで納豆菌は生きたまま腸内へ届くことができます。

 

さらに、30分に1回の細胞分裂が起き、16時間後には1つの納豆菌が約40億個までに増えるのです。

 

また、納豆菌はたとえ死滅してしまったとしても、その死骸が善玉菌のエサとなり善玉菌を強化することに繋がります。

 

そして、納豆の原料である大豆が持っている食物繊維でさえも善玉菌のエサとなるのです。

 

このように納豆菌の強さによって、腸内環境は最速で整うというわけです。

 

いかがだったでしょうか?

 

人によっては好き嫌いの分かれる納豆ですが、これを知ると食べないと損、と思いますよね。

 

最近は納豆菌のサプリメントもあるようですので、取り入れることも良いと思います。

 

納豆によって善玉菌を強化し、痩せ体質を目指していきましょう。

 

それでは、また。

 

ありがとうございました。

 

-井出 夕子

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【引用・参考文献】

 

NORRIS, Vic; MOLINA, Franck; GEWIRTZ, Andrew T. Hypothesis: bacteria control host appetites. Journal of Bacteriology, 2013, 195.3: 411-416.

 

LYTE, Mark. Microbial endocrinology and nutrition: a perspective on new mechanisms by which diet can influence gut-to-brain communication. PharmaNutrition, 2013, 1.1: 35-39.