From：糸川　真未

こんにちは、糸川です。

とうとう6月になりましたね！

2024年も半年が経ちましたが、体感的には本当に本当にアッという間の半年でした。

さて、6月といえば梅雨ですよね。

一般的には

「梅雨の時期はいつもより気分が落ち込む」

「体調が良くない」

という人が多くなるように感じます。

私は雨の日は好きなのでメンタル面は平気なんですが、気圧の影響を受けやすく薬を飲んでも1日中ずっと頭が痛くて何もできない時があります。

もしかしたらあなたも

「雨の日はとにかく調子が悪い」

「そもそも天気が悪いと気分が沈んでやる気が出ない…」

ということがあるのではないでしょうか？

夏本番の7月に備えて6月のダイエットはいつもより頑張りたいところですよね。

ですが、雨のせいで体調や気分が優れない場合もあるためダイエットが捗りにくい時期でもあります。

そこで、梅雨のダイエットを乗り越えるためにオススメの“ある方法”があるんです。

それは…

ぬるめのお風呂に入浴することです。

雨の日に「頭が痛くなる」「なんだかだるい」など身体に不調が現れることがありますよね。

それは低気圧が身体の交感神経を過剰に刺激するために、自律神経が乱れてしまうことから来ていると言われています。

なのでそういった症状に悩まされてダイエットが捗らないという場合は、無理に筋トレをしようとするのではなく、自律神経を整えるのがいいでしょう。

そのためにオススメなのが以下の条件で入浴（全身浴）することです。

・入浴時間…15分程度

・お湯の温度…30℃以上～40℃以下

・浴室の温度…26℃～28℃（目安）

・お湯の量…みぞおちより上ぐらいまでの全身が浸かる程度

※全身浴による身体への負担が懸念される場合、かかりつけの医師にご相談ください。

ぬるめのお風呂に全身しっかり浸かることで、低気圧で刺激され興奮状態にある交感神経を抑える効果が期待できます。

忙しい上に身体も不調…となると、湯船に浸かること自体ハードルが高く感じてしまうかもしれません。

しかしそんな時だからこそ、ちょっとだけ自分に手間をかけてあげて、ゆっくりお風呂に入ってリラックスしてくださいね。

また、お風呂に入ることで身体が温められると代謝アップが期待できるだけでなく、

汗をかいて余計な水分が抜けることで老廃物を身体の外に流せたり、むくみ解消にもつながりるなどダイエットに嬉しい効果が多いですよ。

それに、雨の日の体調不良を軽んじるのはダイエットだけでなく健康面でも心配です。

あなたが「天気の悪い日は決まって不調になる」という場合、もしかしたら不調に慣れていることで「薬さえ飲めば大丈夫」と思われているかもしれません。

事実、私も「いつものことだし薬飲んで仕事しよう」とあまり気にとめていませんでした。

ですが名古屋動物実験センター・佐藤純氏の実験によると、低気圧によって身体は知らず知らずのうちに一種の緊張状態のようなストレスを感じているそうです。※1

そのため低気圧にさらされ続けることにより、頭痛などの不調が悪化するとも報告されています。

ですのでどうか無理をせず、軽んじず、この時期のダイエットは低気圧によるストレスを取り除くことから始めましょう。

※あまりに症状が重い場合はかかりつけの医師にご相談くださいね。

それでは、また。

ありがとうございました。

-糸川　真未

【引用文献・参考文献】

佐藤純. 気象変化と痛み. 脊髄外科, 2015, 29.2: 153-156.