From:糸川 真未
こんにちは、糸川です。
夏になるとどうしても食べたくなるのがアイスですよね。
しかし、一般的なアイスは糖質・脂質・カロリーがとても高いです。
特に冷たいものに含まれる甘味を人間の舌は感じにくいため、その分たくさんの甘味料を使用することが多いのです。
つまり、味から想像できる以上の砂糖が含まれているということです。
恐ろしいですね…。
そこで糸川は、スイーツを食べてもダイエットへの影響をなるべく抑える方法がないかを調べて参りました。
・夏はアイスが食べたい!
・夏限定と書かれたスイーツには目がない
・夏祭りの屋台でりんご飴やみずあめやわたあめが並んでいたら絶対に買ってしまう
という場合なら
今回の内容は必見です。
その方法とは…15時前後に食べることです。
「15時のおやつのこと?」と思われたかもしれませんね。
その通り、アイスなどのおやつを食べるのであれば「15時前後に食べる」を鉄則としてほしいというお話です。
15時のおやつの由来は、元々は江戸時代の労働時間が14時〜16時までであり、休憩時間である15時頃に間食を摂っていたため、その風習が現代に受け継がれていると言われています。
しかしこれはダイエットメルマガですので、「古来よりの風習」という理由だけであなたにオススメはいたしません。笑
ダイエットにオススメである理由は、人間の体内時計を調節する時計遺伝子とも呼ばれるタンパク質の1種であるBMAL1(ビーマルワン)の働きにあります。※1 ※2
BMAL1は脂肪の合成を促すのと同時に、脂肪細胞の分化を促進して新たな脂肪細胞を作り出します。
つまりは脂肪を溜め込むという働きをするのですが、常にそのように働いているわけではありません。
分泌が多い時間帯と少ない時間帯があり、多い時間帯に食事をすると脂肪を溜め込み、少ない時間帯は脂肪を溜め込みにくいという特性があるんです。
そしてこのBMAL1の分泌が最も少なく、食べても太りにくい時間帯というのが15時前後なのです。
逆にBMAL1の分泌が最も急増し、食べると太りやすくなるのが21時以降と言われています。
以上のことから「どうしてもアイスが食べたい」という場合は、15時前後に食べるのがオススメです。
1日暑い日差しを浴びて汗をかいて自宅に帰ってきた夜、シャワーでスッキリしたあとに食べるアイスは格別です。
ですが1日でも早く理想の身体を手に入れるために、または痩せたカラダをキープするためにも、そのタイミングでアイスなどの夏スイーツを食べるのは控えた方がいいでしょう。
その代わり、最も暑さを感じる日中に火照った身体を冷やすために15時前後にアイスを食べてみてはいかがでしょうか。
夏祭りの屋台で買えるりんご飴・みずあめ・わたあめなども、どうしても食べたい場合は昼間に食べるようにしてください。
夜に行く予定であれば、買うのを我慢するか家に持ち帰り次の日に食べるようにした方がよいでしょう。
「どうしても食べたい」「ひと夏の思い出に…」という場合でも、特に糖質コントロール中の場合は気をつけた方がいい夏スイーツということは覚えておいてくださいね…!
酷暑が続き外に一歩外に出るだけで体調を崩してしまいそうな日々が続いています。
健康を第一に、どうか無理をせずダイエットを行ってくださいね。
良い夏を過ごしましょう!
それでは、また。
ありがとうございました。
-糸川 真未
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【参考・引用文献】
※1 ムック編集部.「体脂肪を燃焼させる太らない食べ方」.エイ出版社.2011/1/29.
※2 榛葉繁紀. 時計遺伝子による代謝調節と疾患. 化学と生物, 2012, Vol50.No11.pp794-800.