スタイルが良くなるヒミツ


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From:糸川 真未

 

こんにちは、糸川です。

 

あなたはダイエット中、モデルや芸能人を見て「こんな風にスタイルが良くなれたらなあ」と思ったことはありませんか?

 

私もモチベーションを上げる時はスタイルの良くなっている未来の自分を想像するようにしています。笑

 

しかし!

 

痩せさえすれば「スタイルが良い」と言えるわけではないのです。

 

確かに、体重が減れば自ずと身体のラインは細くなるので「前よりスタイルが良くなった」と思うかもしれません。

 

実は痩せていてもあることに気をつけなければ、周りに「スタイルが良い」という印象を与えることができないんです。

 

気をつけなければいけないこととは…姿勢です。

 

「それは当たり前では…」と思われたかもしれませんが(笑)、姿勢がもたらす印象は私たちが思っているよりも大きいのです。

 

それを裏付ける、女性を対象とした「姿勢がもたらす印象」に関する研究を紹介しますね。※1

 

これはBMIを5段階に分けて該当する5人の女性に、6タイプの姿勢で立ってもらうことで「周りの人にそれぞれどんな印象を与えるか」という実験です。

 

・BMI5段階

肥満(25.0~)、やや肥満(22.8~24.9)、普通(20.7~22.7)、やや痩せ(18.5~20.6)、痩せ(~18.4)

 

・姿勢6タイプ

直立、後傾、前傾、直立脱力(猫背に近いイメージ)、直立腹部前傾、上半身歪み

 

印象評価をしたのは一般成人男女5人、美容研究の従事者経験がある成人男女8名、そして20代~60代までの女性157名です。

 

最も「美しくない」という評価を得てしまったのは…

 

いわゆる猫背に近い直立脱力型の姿勢…かつ、BMI痩せ(~18.4)の女性だったのです。

 

ダイエットをしている私としては「肥満」または「やや肥満」が最も評価が悪いのではないかと予想したのですが、驚きの結果でした。

 

この実験の対象は女性のみでしたが、姿勢の与える悪印象を考えると男性にも同じことが言えるのではないでしょうか。

 

頑張って痩せたのにスタイルが良く見られないなんてもったいないですよね。

 

「今より細くなれたらそれで…」という気持ちもあるかもしれませんが、

 

このメルマガを読んでくださっているあなたは、おそらく人一倍ダイエットを頑張っていらっしゃるはずです。

 

身体を引き締めるトレーニングに加えて、ぜひ姿勢も意識してより「スタイルの良い」身体をつくっていきましょう。

 

最後に、最も印象を悪くしてしまう猫背の解消が期待できる簡単なストレッチをご紹介します。

 

★猫背解消ストレッチ

 

①椅子に浅く腰かけて、背もたれによりかかり、両手を頭の後ろで組みます。

 

②よりかかったまま状態を後ろへ倒します。

 

③②の状態をキープしたまま、ゆっくり鼻から息を吸って口からは吐くを3回繰り返します。

 

④③の呼吸を続けながら、ゆっくり元の姿勢に戻ります。

 

1分ほどのストレッチですので、お時間のある時にトライしてみてくださいね。

 

姿勢を支えるにはインナーマッスルも重要なので、機会があればご紹介させていただきます。

 

それでは、また。

 

ありがとうございました。

 

-糸川 真未

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【参考・引用文献】

 

※1 菅原徹, et al. 女性の体型と姿勢の関係が美的印象に及ぼす影響. 日本感性工学会論文誌.2018.17.4: 499-505.