From:木谷 正人
こんにちは。木谷 正人です。
以前、ダイエット論文のリサーチをしていた時のことです。
とある論文に、肥満の人の家の中には「あるもの」が多い傾向がある、と記載されていたのです。
それが、過去の自分の家に当てはまる内容だったので、「コレ、分かるわ~」と、思わず独り言を言ってしまいました。
この傾向があると、カロリーや糖質などを余計に摂取してしまう可能性があります。
あなたの家も当てはまっていないか?
ぜひチェックしてみてください。
その傾向とは…家の中の色んな場所に、食べ物が置かれているというものです。
肥満の人と、標準体型の人の家の状況を調査した研究があります。※1
その研究では、肥満の人の家には「食べ物が置かれている場所が多く、視界に入りやすい」という傾向があったと報告されていました。
ちなみに、肥満の人と、標準体型の人の家とで、視界に入る食べ物の総量に違いはなかったそうです。
違っていたのは、食べ物が視界に入る「場所」の数です。
肥満の人の家は、キッチン以外にも、さまざまな場所に食べ物が置かれていたのですね。
これはつまり、家の中が「食事の誘惑が発生しやすい環境」になってしまっていると言えます。
「家の中に食べ物がたくさん置かれていると太りやすい」という話なので、私もそりゃ当たり前だろと思ったのですが…
過去の自分を振り返ってみると、ダイニングテーブルや自分の部屋のテーブル、パソコンデスクの近くなど、視界に入るところにお菓子や果物などをかなり置いていました…。
そして実際、つい食べてしまうことも多かったので、注意しなければいけないと感じています。
あなたの家の状況はどうでしょうか?
キッチン以外の色んな場所に食べ物を置いているのであれば、もしかしたらそれが余計なカロリーや糖質の摂取につながっているかもしれません。
太ってしまう原因はもちろん人によると思いますが、たいていはカロリーや糖質などの過剰摂取です。
そしてほとんどの人が、1年を通して自宅で過ごす時間は多いはず。
それを考えると、いかに家でカロリーや糖質を過剰摂取しないようにするかが、ダイエットにおいて重要だと言えます。
なので、もし心当たりがあるのなら、なるべくキッチン以外の場所に食べ物を置かないようにしてみてください。
もしくは、ナッツ類などの低糖質食品に置き換えるのでも良いと思います。
余計なカロリーや糖質の摂取を控えて、ダイエットの成功率をより高めていきましょう。
それでは、また。
ありがとうございました。
-木谷 正人
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【参考・引用文献】
※1 EMERY, Charles Fiske, et al. Home environment and psychosocial predictors of obesity status among community-residing men and women. International journal of obesity, 2015, 39.9: 1401-1407.