たった大さじ2杯で減量できる食品とは?


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From:木谷 正人

 

こんにちは。木谷 正人です。

 

もちろん大きく減量するには食事コントロールと習慣的な運動の両立が前提となりますが…

 

毎日大さじ2杯摂取することでダイエットにプラスの効果が期待できる食品を紹介します。

 

「いや、これは毎日続けるのは難しいでしょ…」というものではありません。

 

比較的入手しやすく、継続しやすいのでぜひ試してみてください。

 

それは…リンゴ酢です。

 

日本人を対象として行われた研究では、リンゴ酢には体重やBMI(肥満度を表す体格指数)、ウエスト周囲径を減少させる効果があると報告されています。※1

 

具体的な内容は次の通り。

 

まず、参加者は以下の3グループに分けられました。

 

  1. リンゴ酢を摂取しないグループ
  2. リンゴ酢を1日15mg(大さじ1杯)摂取するグループ
  3. リンゴ酢を1日30mg(大さじ2杯)摂取するグループ

 

そして12週間が経過した後、それぞれのグループには次のような変化が見られたのです。

 

 

体重

BMI

ウエスト周囲径

摂取しないグループ

+0.4kg

+0.2

+0.2cm

1日15mg(大さじ1杯)

摂取したグループ

-1.2kg

-0.4

-1.4cm

1日30mg(大さじ2杯)

摂取したグループ

-1.9kg

-0.7

-1.9cm

 

リンゴ酢を摂取したグループは、体重やBMI、ウエスト周囲径の全てが減少していますが、1日15mgよりも、30mg摂取したほうがより大きな効果が見られたのですね。

 

ただ、これは「リンゴ酢」の効果というより、「酢酸(さくさん)」という酢の成分の効果であると考えられます。

 

別の研究では、酢酸には以下の効果が期待できると報告されています。※2

 

  • 脂肪の増加を抑制する
  • 食後の満腹感を増加させる
  • カロリー消費を増加させる

 

そのように酢酸にはダイエット効果が期待できるのですね。

 

とはいえ、酢を毎日の食事(調理)に使うのは、現実的に考えて難しいはずです。

 

ただ、リンゴ酢であれば水やソーダなどで薄めて飲めますし、続けやすくて実践しやすいと思います。

 

なので、興味があるのなら、リンゴ酢を飲むことを日々のダイエットルーティンに加えてみてください。

 

また、リンゴ酢を水などで薄めて飲む場合は、商品パッケージやラベルなどに記載されている割合で薄めるようにしてくださいね。

 

もちろん、料理として使ってもOKです。

 

例えば、わかめときゅうりの酢の物にも使えますし、サラダのドレッシングとしても使えます。

 

他にもネットではたくさんレシピが公開されているので、興味があれば探してみてください。

 

ちなみに、酢酸の沸点は118度と熱に強く、煮物などに使っても成分が壊れることはありません。

 

ただ、炒めものなど火力(温度)の高さによっては、揮発(蒸発)する場合があります。

 

なので料理として使う場合は、炒めもの以外の料理をチョイスするようにしましょう。

 

それでは、また。

 

ありがとうございました。

 

-木谷 正人

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【引用・参考文献】

 

※1 KONDO, Tomoo, et al. Vinegar intake reduces body weight, body fat mass, and serum triglyceride levels in obese Japanese subjects. Bioscience, biotechnology, and biochemistry, 2009, 73.8: 1837-1843.

 

※2 CHEN, Hengye, et al. Vinegar functions on health: Constituents, sources, and formation mechanisms. Comprehensive Reviews in Food Science and Food Safety, 2016, 15.6: 1124-1138.