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From:渡邊 麟太郎
こんにちは
渡邊です。
仕事で夜遅くまで残業していると、
疲れているので家に着くなりベッドに直行して、寝落ちしているがあります。
そうなると、うっかり部屋の照明がつけっぱなしだった…なんてこともありました。
そんな僕ですが、最近は「寝る時は照明を消さなきゃ!」と気をつけるようにしています。
照明をつけっぱなしだと、電気代が高くつくという理由だけではありません。
なんと、照明をつけたまま寝てしまうと、太りやすくなってしまう危険性があるからです。
今日のメルマガでご紹介するのは、アメリカ国立環境衛生研究所が35歳~74歳の43,722人の女性を5年以上に渡って調査した研究です。
この研究では、昼夜逆転の生活を送っておらず、がんや心血管疾患などの病歴がなく、妊娠していない女性の方が対象になっています。
まず、被験者に「いつもどのような環境で寝ていますか?」と聞いてみると、
・照明をつけたまま寝ている(約17,000人)
・ベッドサイドランプ等の夜間照明をつけて寝ている(約13,000人)
・照明をつけないで寝ている(約7,000人)
・テレビをつけっぱなしで寝ている(約5,000人)
という内訳になりました。
そして、被験者全員の肥満率を比較したところ、
・テレビや照明をつけっぱなしの部屋で寝ている人は、照明をつけないで寝ている人と比較すると、肥満になる確率が33%も上がった。
・照明をつけないで寝ている人と、夜間照明をつけて寝ている人には体型の変化がそこまで見られなかった。
このような結果になりました。
僕はこの結果を知った時、「光が眩しくて寝れなくなり、睡眠不足になって太ってしまうのかな?」と考えました。
睡眠不足になってしまうと、ストレスホルモンのコルチゾールが分泌されます。
コルチゾールが増加すると、脂肪を溜め込むインスリンが増加してしまうので、これが太る原因なのかなと思いました。
でも、今回の研究は、
「睡眠中の夜間の人工光への曝露は、体重増加と関連しているようであり、これは、肥満予防の議論において、夜間の人工光曝露に対処する必要があることを示唆している」
と結論付けています。
つまり、照明をつけて眠ると睡眠時間が充分とれていたとしても、太っていく恐れがあるということです。
食事管理や運動以外にも、こういった小さい習慣を見直すことも重要ですね。
もし、照明やつけたまま寝てしまっているなら、直してみると、あなたのダイエットの役に立つかもしれません。
それでは、また。
ありがとうございました。
-渡邊 麟太郎
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【引用文献・参考文献】
PARK, Yong-Moon Mark, et al. Association of exposure to artificial light at night while sleeping with risk of obesity in women. JAMA internal medicine, 2019, 179.8: 1061-1071.