From:渡邊 麟太郎
こんにちは
渡邊です。
どうも最近身体の調子が良くありません。
テレワークがメインになってから、自宅で過ごす機会が増えました。
自宅での時間が増えると運動不足になり、ダイエットや健康上あまり良くないので、
自宅でちょくちょく筋トレやったり、栄養バランスに気を使った食事をしているのですが、
なんとなく身体が重い…と感じる状態が続いてます。
「なんでやろ…何とかしたい!」
と思った僕は調べてみると、ある興味深い話を見つけました。
それは、
「室内で過ごす人に不足しがちな栄養素がある」
ということです。
しかもこの栄養素は太らないために必要なものなのです。
その正体は…
ビタミンDです。
ビタミンDは筋肉の発達と修復に不可欠な栄養素です。
このビタミンDが不足すると、筋肉量が低下してしまう…ということが研究でわかっています。※1
筋力量が落ちる→基礎代謝が落ちる→結果的に脂肪が燃焼しにくくなる…という可能性があるということですね。
そして、ビタミンDは
・運動パフォーマンスが上がる
・メタボリック症候群の予防
・美容やアンチエイジング効果
・血圧を下げる効果
・風邪、インフルエンザ、心臓疾患までのさまざまな疾患の予防
などのさまざまな効果があります。※2
ビタミンDは体内のほぼ全ての組織に影響をおよぼします。
筋肉だけではなく、骨、脳細胞、心臓細胞など体内のほぼすべての組織と臓器は、ビタミンDがなければ最適に機能することができません。
基礎ビタミンの一つなので、今日のメルマガで覚えておいて損はないですよ。
ビタミンDは他のビタミンと何が違うの?
さて、あなたはそもそもビタミンって何…?なんて思ったことはありませんか?(僕はありました)
ビタミンは『人体の機能を正常に保つため必要な有機化合物。体内ではほとんど合成することができないため、食物から摂取する必要がある。』と、厚生労働省のe-ヘルスネットには記載されています。※1
つまり、体内では自然につくられないので、食品を食べることによってのみ取り込むことができる栄養素ということです。
しかし、ビタミンDだけは他のビタミンと決定的に違う性質を持っています。
それは「日光などの紫外線を浴びることによって体内で生成される」という性質です。
このビタミンDの性質について、発見されたのは1822年です。
当時ポーランドのワルシャワで医師をしていたイェルゼイ・シャデツキ氏は、くる病*にかかる子どもが工場の煙で汚染された都市部に多く、農村地帯にはほとんどいないことに気づき、不思議に思いました。
*骨が弱くなってしまう病気。
そして調査の結果、太陽光が子どもの健康状態と相関関係にあったということが認められ、発見されたのがビタミンDです。
どれぐらい太陽を浴びたらいいの?食品は?
先ほどもお伝えしましたが、ビタミンDを得るには、日光を浴びるのが一番です。
地域によって異なりますが、20分~30分間、屋外で過ごすことがオススメです。
また食品では、サケ、マグロ、サバといった魚や、キノコ類などで摂取することができます。
というわけで、今日はビタミンDについてご紹介させていただきました。
筋肉に影響をもたらす基礎的な栄養素なので、覚えておいて損はないです。
家で過ごすことが多くても、意識的に日光を浴びるようにしてください。
あなたのダイエットや健康のお役に立てれば幸いです。
それでは、また。
ありがとうございました。
-渡邊 麟太郎
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【参考・引用文献】
※1 DOMINGUES-FARIA, Carla; BOIRIE, Yves; WALRAND, Stéphane. Vitamin D and muscle trophicity. Current opinion in clinical nutrition and metabolic care, 2017, 20.3: 169-174.
※2 e-ヘルスネット.ビタミン(びたみん)(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-027.html
(参照 2024年3月14日)
※2 サンシブ・チョプラ・櫻井裕子(訳).「ハーバード大学医学教授が教える健康の正解」.ダイヤモンド社.2018年.