
From:渡邊 麟太郎
こんにちは渡邊です。
あなたがハマってるトレーニングはなんですか?
僕がトレーニングの中で重点的にやっているのはスクワットです。
スクワットは筋トレの王様BIG3と呼ばれる種目で、お尻、太もも、ふくらはぎの筋肉をコスパ良く鍛えることができます。
最近、自己ベストを更新して100kg超えのバーベルを用いてできるようになったのがとても嬉しいです。
その時は嬉しすぎて、しこたま追い込んで足が生まれたての小鹿みたいにぷるぷるしていたにも関わらず、バーベル置いて、追加で「感謝のスクワット」を自重でやりました。
大人気マンガ、ハンターハンターの登場人物の一人が「武道への感謝」を込めて1日1万回、拳を突き出す。
っていう「感謝の正拳突き」を行っているんですが、
それにならって「筋肉よ!ありがとううう」という気持ちで20回行いました。
(次の日、無事に筋肉痛になりましたw)
今日はそんなスクワット大好き人間が書いたメルマガです。
スクワットは行う角度によっても効果が変わってきます。
実は…
浅いスクワットより深いスクワットの方が効果が高いことが実験でわかっています。
まず参加者は20代の男性17名です。*1
彼らは2つのグループに分けられ、以下のスクワットを数週間行いました。
120度まで曲がるレベル:深いスクワット
60度まで曲がるレベル:浅いスクワット
スクワットはしゃがめばしゃがむほどキツくなるため、パッと見た感じだと深いスクワットの方が効果が高そうな気がします。
研究はどうなったのかというと…やはり深いスクワットに取り組んだグループは浅いスクワットのグループと比較して
1.ジャンプ力が増加
2.前太もも筋の筋力が増加
3.筋力量が増加
という結果になりました。
深いスクワットでは筋力が約20%上がりましたが、浅いスクワットでは約9%しか上がらなかったそうです。
うーん、深いスクワットが圧勝しましたね。
ただ一方で、深くしゃがみすぎると骨盤が後傾してしまい、腰を痛める可能性があるので、高重量を扱う際はケガのリスクもあります。(自重だったら問題はないんですが)
なので、バーベル等でやる際はトレーナーの指示に従って行うとケガのリスクもなく取りくめるかなと思います。
ちなみにスクワットのポイントは、
1.ひざをつま先よりも前に出さない
2.前かがみにならず胸を張ってトレーニングする
3.かかとをしっかりと地面につける
この3つに気をつけて取り組んでいくと、効果的に行うことができますよ。
というわけで、今日は「スクワットの角度は何度がベストなの?」というテーマでご紹介させていただきました。
筋肉に感謝!筋トレに感謝!しつつスクワットをしていただければ幸いです。
それでは、また。
ありがとうございました。
-渡邊 麟太郎
【引用文献・参考文献】
*1Effect of range of motion in heavy load squatting on muscle and tendon adaptations