From：渡邊　麟太郎

こんにちは渡邊です。

トレーニングは順調ですか？

気が付けば、4月の中旬ですね。

ちょっと早いかもしれませんが、夏を意識して、トレーニングに取り組んでいる人もいるのではないでしょうか。

一緒にダイエットをがんばっていきましょうね。

さて、男女ともに憧れるボディパーツといえば、「引き締まったウエスト」ではないでしょうか。

そこで今日は、簡単にできるウエスト引き締め術をお伝えします。

「忙しくてなかなか時間が　とれない…」なんて時にも役に立ちますよ。

今回ご紹介するのは、「ドローイン」というトレーニングです。

マシーンを使ってトレーニングをする必要もなければ、床に座りながらクランチ（腹筋運動）をする必要もないので、とても手軽に行うことができますよ。

通勤中の電車の中で立ったまま行うことも可能です。

さて、そんなドローインですが、効果は一体どのくらいあるのでしょうか？

面白い研究があったので、ご紹介します。

鹿屋体育大学が、腹筋運動について調べた研究がありました。*1 

こちらの研究は10名の健康的な成人男性を対象に、ドローインや、クランチといった腹筋トレーニングをやってもらい、腹筋への刺激レベルを調査したものです。

※実験は、マシーンを使わず、すべて自重でのトレーニングになっています。

結果、内腹斜筋（脇腹の筋肉）に対してはドローインの効果が特に高いという結果になりました。

なかなか興味深い結果ですね。

※もちろん、脇腹だけではなく、内側にあるインナーマッスルにもバランス良く効かせることができます。

脇腹の筋肉はカラダの軸を安定させるのにも必要な体幹の筋肉です。

鍛えることによって、良い姿勢を保ちやすくなり、姿勢の改善にも効果が見込めるので、ぜひやってみてください。

〇ドローインのやり方

ダイエットsafari 立ったままドローインのやり方とコツ　呼吸で腹筋を鍛えるより引用。*2

1.腰を後ろに引く体勢をとります。この時に背中を若干丸めた方が腹筋は意識力が入りやすいです。

2.鼻で息を吸って、口で細く長く吐いていきます。

3.吐く時は腹筋の力で、空気を絞りだすように意識して、ゆっくりと下腹部からお腹をへこませていきます。

4.吸う時は鼻で大きく息を吸って、お腹の中に空気を溜めていきます。

5.最後まで空気を吐ききって絞り出していく時に、腹筋に意識してください。

というわけで、今日は簡単にできるウエスト引き締め術として、ドローインをご紹介しました。

やってみるとわかると思いますが、しっかり腹筋を意識しながら行うと、かなり効いている感じがします。

簡単にできるウエスト引き締め術なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

毎日コツコツとやっていきましょう。

それでは、また。

ありがとうございました。

-渡邊　麟太郎

【引用文献・参考文献】

*1 Maeo, Sumiaki, et al. “Trunk muscle activities during abdominal bracing: comparison among muscles and exercises.” Journal of sports science & medicine 12.3 (2013): 467.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3772590/

*2 ダイエットsafari 立ったままドローインのやり方とコツ　呼吸で腹筋を鍛える

https://www.youtube.com/watch?v=OmRvTNy1uiQ （参照日2024年3月14日）