ジョギングの苦しさを減らす裏ワザ


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ランニング中

From:吉田 将司 

 

こんにちは、吉田です。

 

4月に入ってから春らしい日が増えてきましたね。

 

最近はジョギングが私の癒しとなりつつあります。

 

冬の間は空気が澄んでいて走っていて気持ちよかったのですが、

 

春は暖かな日差しと草木の香りによってまた違った楽しさがあります。

 

私は昔から持久走が得意だったので走ることに苦痛を感じないのですが、

 

もしかしたらあなたは、持久走を苦手に感じるかもしれません。

 

ただ、ダイエットにおいて持久走は脂肪を燃焼させる手段と言われています。

 

筋トレと組み合わせて行うことで理想のカラダに早く近づくことができます。

 

そこで今回は、持久走が苦手な人にオススメな苦しさを紛らわせる方法をご紹介します。

 

その方法とは…

 

BPMが170~190くらい速い曲を聞くことです。

 

BPMとは1分間の拍数のことで、いわゆる「テンポ」や「リズム」のことを指しています。

 

BPM170~190ぐらいといきなり言われてもイメージがつかないと思うので、もうちょっと具体的な例を挙げると、

 

・hitomiの「LOVE 2000」はBPM170

・Adoの「うっせぇわ」はBPM178

・東京事変の「群青日和」はBPM180

 

といった感じですね。

 

(ネットで「曲名 BPM」で検索すると、簡単にBPMを調べられますよ!)

 

実はテンポの速い曲を聴きながらトレーニングすると、心拍数が上がり有酸素運動の辛さを感じにくくなるという研究結果があります。

 

この研究では、普段から週に運動を行う19人の女性を対象に、

 

・音楽なし

・BPM90~110(遅い)

・BPM130~150(普通)

・BPM170~190(速い)

 

それぞれのテンポの曲を聴きながら、軽い有酸素運動と高強度の無酸素運動を行った時の身体と精神への影響を計測しました。

 

その結果、聴いている音楽のテンポが速くなるほど有酸素運動による精神的な辛さを感じにくくなり、精神的なストレスが軽減されました。

 

また、高強度の無酸素運動でも同様の効果が見られましたが、有酸素運動ほど高い効果は見られませんでした。*1

 

音楽には脳や自律神経系に作用して心拍や血圧を変化させたり、感情や知覚、認知を活性化させたりする効果があります。

 

そのため、テンポの速い音楽を聴くことで心拍数や血圧が上昇して、トレーニング(特に有酸素運動)の辛さを緩和させる効果があったと考えられます。

 

■テンポの速い曲の探し方

 

最後にテンポが速い曲の探し方をご紹介します。

 

音楽ストリーミングサービスのSpotifyでは「BPM」と検索するだけで、BPM別で曲が集められたプレイリストを聴くことができます。

 

メールアドレスの登録だけで、すべてのプレイリストを無料で聴けるので、興味のある方はぜひ利用してみてくださいね。

 

また、冒頭でもお伝えしましたが、有酸素運動と無酸素運動を組み合わせることで、ダイエット効果はさらに高くなります。

 

有酸素運動は辛いから苦手と感じるかもしれませんが、テンポの速い音楽を聴いて辛さを緩和できれば取り組みやすくなると思います。

 

ぜひ、トレーニング効果を高めるためにも有酸素運動も積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

※現在24/7Workoutに通われている場合は、トレーナーの指示に従ってくださいね。

 

なお、外でジョギングする場合にイヤホンで耳をふさいでしまうと、他の歩行者や車・自転車に気がつかず事故に遭う可能性があります。

 

そのため、骨伝導イヤホンやairpodsなど外界の音が聞こえるイヤホンを使いましょう。

 

それでは、また。

 

ありがとうございました。

 

吉田 将司

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【参考文献】

*1 PATANIA, Vittoria Maria, et al. The psychophysiological effects of different tempo music on endurance versus high-intensity performances. Frontiers in Psychology, 2020, 11: 518768.