やる気を長続きさせるたった1つのこと


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

From:吉田 将司 

 

こんにちは、吉田です。

 

ボディメイクは一朝一夕でできるものではなく、日々の積み重ねが重要です。

 

しかし、いつでもやる気満々の高いモチベーションを維持するのは難しいですよね。

 

特にこれから訪れる梅雨のようにじめじめとした季節は、気分までも湿っぽくなってモチベーションが下がりやすいです。

 

そこで今回のメルマガでは、ボディメイクのモチベーションを長続きさせる方法をご紹介します。

 

今回ご紹介する方法は、ビジネスの現場で使われている考え方なのですが、

 

ボディメイクでも十分応用が利く内容となっているので、ぜひ最後までご覧くださいね。

 

■そもそもモチベーションとは?

 

モチベーションとは、人が行動を起こす時の動機や目的意識のことを指します。

 

すごくわかりやすく言い換えるなら「やる気」です。

 

そもそも人がアクションを起こすときには、何かしらの動機があります。

 

心理学では人の動機は「外発的動機付け」と「内発的動機付け」の2つに分類されます。

 

外発的動機付け:行動の要因が評価・賞罰・強制などの人為的な刺激によるもの

 

内発的動機付け:行動の要因が興味・関心や意欲などの内面的に沸き起こったもの

 

もうちょっと身近に感じられるようにダイエットの例に挙げると、

 

★外発的動機付け

・家族や友達にダイエットを強制されたから

・健康診断で再検査を受けたから

・恋人に嫌われたくないから

 

★内発的動機付け

・体型のコンプレックスを解消したいから

・長生きしたいから

・お気に入りの服をおしゃれに着こなしたいから

 

このようになります。

 

2つのニュアンスが似ているので、もしかしたら同じ動機に見えるかもしれませんね。

 

しかし、それぞれの動機が「誰のため」なのかを見れば、違いが分かりやすくなると思います。

 

外発的動機付けは自分以外の第三者に認められたい、もしくは第三者に指摘を受けたという理由で行動を起こしています。

 

・”家族や友達に″ダイエットを強制されたから

・健康診断で(”医者に”)再検査を受けたから

・”恋人に”嫌われたくないから

 

一方、内発的動機付けは行動の理由は「自分の気持ち」が起点になっています。

 

・(自分の)コンプレックスを解消したい

・(自分の満足のために)長生きしたい

・(自分の)お気に入りの服をおしゃれに着たい

 

このように「第三者のため」か「自分のため」かを見分ければ、どちらの動機付けなのかすぐに判断がつくでしょう。

 

モチベーションを長続きさせるには内発的動機付けが有効

 

モチベーションを長続きさせるためには、内発的動機付けが良いと言われています。

 

その理由は、人は成功や失敗の原因が「自分の能力や努力にある(内的要因)」と考えるからです。

 

例えば、ダイエットに成功すれば「自分が頑張ったから」と肯定的に受け止めますし、ダイエットに失敗しても「今回は自分の努力が足りなかったから」と十分努力すれば成功すると考えます。

 

しかし、外発的動機付けの場合、成功は外的要因、失敗は内的要因が大きいと考えます。

 

例えば、ダイエットに成功した時は「今回はトレーナーの協力があったから」と受け止めて、ダイエットに失敗した時は「自分は太りやすい体質だから」と努力で解決できない問題と捉えます。

 

そのため、一度失敗すると「自分にはできない」と思い込んでしまいやる気を失ってしまいます。

 

このように、目標達成に向けてモチベーションを維持させるためには外的動機付けではなく、内発的動機付けが有効です。

 

もし今、あなたが外発的動機付けでボディメイクをしているのであれば、それ自体を否定するつもりはありません。

 

なぜなら、外発的動機付けはモチベーションの維持には向いていませんが、瞬間的にやる気を高める動機付けとしてかなり強く、ボディメイクを始めるキッカケとしては十分だからです。

 

なので、その動機を少しずつ内発的動機に変換してみてはいかがでしょうか。

 

例えば、今のモチベーションが「家族や友達にダイエットを強制されたから」なのであれば、

 

家族や友達にダイエットを強制された

(今の外発的動機付け)

・体型のことを指摘されることがなくなる

・自分の身体に自信が持てる

・痩せろとうるさく言われなくなる

(ダイエットをすることで得られるメリットを思いつくだけ羅列する)

自分の身体に自信が持てる

(メリットの中で最も惹かれたものを内発的動機として意識する)

※動機付けはいくつあっても問題ありません。

 

といった感じで、他人のためではなく自分にとってメリットがあるように動機を置き換えればモチベーションも維持しやすくなるでしょう。

 

いかがだったでしょうか。

 

今回はモチベーションを長続きさせる方法について紹介しました。

 

ボディメイクに励む理由を内発的動機に置き換えるだけで、モチベーションもグッと上がるでしょう。

 

また、この考え方はボディメイク以外にもいろんな場面で使えるので、ぜひ応用してみてくださいね。

 

それでは、また。

 

ありがとうございました。

 

吉田 将司

早く結果を出したいなら…

24/7Workout精鋭プロトレーナーが厳選・開発!

こだわり抜いて作られたサプリメント・グッズ・レシピ本など、あなたのダイエットをサポートするアイテムが勢ぞろい!

詳しくはこちら