エナジードリンクはダイエット向き?


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From:吉田 将司

 

こんにちは、吉田です。

 

いよいよ12月ですね。

 

旧暦では12月を「師走(しわす)」と呼び、僧侶(師)でも走るほど忙しい時期と言われています。

 

あなたもお仕事や大掃除などですでに忙しい毎日を送っているかもしれませんね。

 

こういった忙しい時や頑張りたい時に頼りたくなるのが、レッドブルやモンスターなどのエナジードリンク」です。

 

そこで今回は、エナジードリンクが筋トレやダイエットに及ぼす影響をご紹介します。

 

◆筋トレへの影響

 

一般的なエナジードリンクにはカフェインが含まれています。(一部ノンカフェインのものもあります)

 

このメルマガでも何度も取り上げているのであなたもご存じかもしれませんが、カフェインには運動パフォーマンスを向上させる効果が見込めます。※1

 

実際、カフェイン入りのエナジードリンクを調査した研究では、筋肉の持久力や反射神経などの運動パフォーマンスの向上が認められたそうです。※2

 

また、カフェインには筋肉痛軽減の効果もあるため、エナジードリンクを摂取することで筋肉痛を和らげられるでしょう。※3

 

ただこれらのメリットは全てカフェインを摂取したことで得られるものです。

 

つまり、カフェインが含まれているコーヒー(無糖)やお茶などでも代用できてしまいます。

 

そのため「筋トレの効果を高めるためにあえてエナジードリンクを飲む」という必要はありません。

 

◆ダイエットへの影響

 

エナジードリンクの中には、1本で糖質が35g以上含まれる商品もあります。

 

糖質コントロールをしているなら、炭水化物(糖質)量が多いエナジードリンクは避けて、シュガーフリーやシュガーレスと書かれているものを選ぶと良いでしょう。

 

とは言え、ダイエットへの影響を考えた時に、糖質が多いというデメリットはあるものの、私が調べた中では大きなメリットはないので、やはり飲まない方が良いと個人的に思います。

 

また、エナジードリンクならではの刺激的な味には中毒性があり、飲みすぎてしまうとカフェインの過剰摂取になりかねません。

 

実際に私の知り合いには「これを飲まないと仕事ができない」と言って毎日エナジードリンクを飲み続けている方がいて、中毒の怖さを身に染みて感じています。

 

また、シュガーレス・シュガーフリーであっても、その分香料や身体に良くない添加物が含まれていることも多いのです。

 

そのため、カフェインが含まれているコーヒー(無糖)やお茶を代用することを強くオススメします。

 

というわけで今回は、エナジードリンクが筋トレやダイエットに及ぼす影響についてお伝えしました。

 

これから年末にかけて忙しい時期になりますが、カフェインをうまく活用して乗り越えていきましょう。

 

それでは、また。

 

ありがとうございました。

 

-吉田 将司 

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【引用・参考文献】

 

※1 GRGIC, Jozo, et al. Wake up and smell the coffee: caffeine supplementation and exercise performance—an umbrella review of 21 published meta-analyses. British journal of sports medicine, 2020, 54.11: 681-688.

 

※2 ALSUNNI, Ahmed Abdulrahman. Energy drink consumption: beneficial and adverse health effects. International journal of health sciences, 2015, 9.4: 468.

 

※3 MARIDAKIS, Victor, et al. Caffeine attenuates delayed-onset muscle pain and force loss following eccentric exercise. The Journal of Pain, 2007, 8.3: 237-243.