【4倍痩せる】ダイエッターにオススメの最強成分はコチラ


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From:井出 夕子

 

こんにちは、井出です。

 

「これを飲めば・食べれば痩せる」なんてものはほぼ存在しない、ということは、このメルマガでも何度もお伝えしてきました。

 

ただし、体重減少や脂肪燃焼のサポートをすると言われている食べ物や成分は数多く存在します。

 

たとえば、舞茸やオートミールなどに含まれるβ-グルカン食物繊維」には食べ物が消化器官を通過する速度を遅くして、満腹感を与えてくれます。

 

さらに、糖質や脂質の吸収を穏やかにして血糖値の急上昇を抑える効果もあると言われています。

 

それらの効果が相乗的に作用し、体重減少につながるというわけです。

 

また、何度かご紹介しているカフェイン」などもそうですね。

 

カフェインには脂肪分解酵素を活性化する働きがあり、結果的に脂肪燃焼効果が期待できるということが論文等を通じて報告されています。

 

あなたのダイエット・ボディメイクのお役に立つような情報を入手するために書籍や論文を調べている中、「ある成分」を摂取すると

通常の「4倍」もの体重減少効果があるという結果を導き出した研究論文を見つけました。

 

よく読むと24/7Workoutでもオススメしているアレのことでした。

 

私もその「成分」がダイエットに良いと漠然とは知っていたのですが、数値できちんと示された論拠に触れたことが少なかったので、これを機にちゃんと調べてあなたにご紹介することにしました。

 

その「成分」とは…イヌリン」です。

 

イヌリンとは、タマネギやチコリ、キクイモ、ニンニクなど、植物の根の部分に多く含まれる発酵性食物繊維の一種です。

 

機能性表示食品として見なされており、食事に加えて摂取すると健康が改善される可能性があると言われているため、あなたもサプリメント等でその名称を目にしたことがあるのではないでしょうか。

 

イヌリンを摂取すると体重はどのように変わるかを調べた実験結果があります。※1

 

この実験は44名の被験者を対象に行われました。

 

被験者を半数ずつに分け、片方に1日30gのイヌリンを、残りの半分にはプラセボ薬(偽薬)をそれぞれ摂取してもらう、という検証を18週間続けました。

 

その結果、イヌリンを摂取したグループは体重の2.3%を減らすことができたのに対し、摂取しなかった方はわずか0.6%の減少幅だったとのことでした。

 

2.3%と0.6%というと、ちょっと違いがわかりにくいかもしれませんね。

 

体重50kgの人にたとえると、イヌリンを摂取した場合は1.15kg減ったのに対し、プラセボ摂取の方はたった300gしか減っていない、ということで、その差は実に4倍以上にもなります。

 

また、体重減少とは関係なく、肝細胞及び筋細胞内の脂質を減少させるということもこの研究から判明しました。

 

そしてさらに別の研究では、2型糖尿病患者の空腹時血糖を下げ、空腹時のインスリンを減らし、善玉コレステロールを改善するのにも役立つということも分かっています。※2

 

このようにダイエット効果をはじめとし、イヌリンには私たちの身体・健康に様々な影響をもたらすということが報告されていますが、なぜこのような効果があるのでしょうか。

 

まず1つに「イヌリンを摂取すると満腹感が増す」ということが理由として挙げられます。

 

イヌリンは炭水化物の一種ではあるのですが、人間の身体では消化できずエネルギーに変換されないため、実質ゼロカロリーとなります。

 

しかし、食べ物が胃に到達し排出されるまでの滞留時間を長くし、満腹感を保つといった効果があるのです。

 

なので、食べ物と一緒にイヌリンを摂取すると満腹感を高めてくれるのです。

 

満腹感が保たれるおかげで食欲が満たされ、多食を防げるというわけです。

 

また、もう1つの理由として短鎖脂肪酸やGLP-1といった食欲を抑えてくれるホルモンを増やすということも挙げられます。

 

実験では、8gのイヌリンを肥満の子どもたちに摂取させると、子どもたちの食欲と総摂取カロリーを減らすという結果が出ているようです。※3

 

つまり、

 

・イヌリン自体に満腹感を高める作用がある

・しかもイヌリンは人の身体で消化できないため、摂取してもゼロカロリー

・イヌリンを摂取することによって食欲を抑えるホルモンが増加する

 

といったことがダイエットにおいて有益な働きをするということですね。

 

このイヌリンなのですが、実は24/7Workoutでも以前からこのような効果・効能には注目しており、商品開発にも活かしております。

 

イヌリンを使用したサプリメントをいくつかご用意していますので、もし、あなたが24/7Workoutに通っている場合はトレーナーにご質問いただければと思います。

 

また、食品から摂取したいのであれば、キクイモやチコリなどキク科の野菜に多く含まれていますので、購入してみてはいかがでしょうか。

 

キクイモもチコリも少しなじみが薄い野菜かもしれませんが、昨今の健康志向ブームから注目度の高い野菜ですので、ネット通販で探せばすぐ見つかると思います。

 

「ちょっと興味がある…」という場合は一度調べてみるといいかもしれません。

 

かくいう私も好奇心からキクイモをネット通販で取り寄せ、料理したことがあります。

 

形はショウガのようにごつごつしていました。

 

短冊切りにして胡麻油で炒めてキンピラにして食べたのですが、味はゴボウとレンコンの間という感じで、食感はシャキシャキでした。

 

クセもなく美味しかったですよ。

 

普通のキンピラが嫌いでなければ大丈夫だと思いますので、個人的にはオススメです。

 

それでは、また。

 

ありがとうございました。

 

井出 夕子

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【引用・参考文献】

 

※1 GUESS, Nicola D., et al. A randomized controlled trial: the effect of inulin on weight management and ectopic fat in subjects with prediabetes. Nutrition & metabolism, 2015, 12: 1-10.

 

※2 LIU, F., et al. Effect of inulin-type fructans on blood lipid profile and glucose level: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. European journal of clinical nutrition, 2017, 71.1: 9-20.

 

※3 HUME, Megan P.; NICOLUCCI, Alissa C.; REIMER, Raylene A. Prebiotic supplementation improves appetite control in children with overweight and obesity: a randomized controlled trial. The American journal of clinical nutrition, 2017, 105.4: 790-799.