
From:堀 啓将
こんにちは堀です。
ダイエットをし始めると早く効果を出したくて、あれもこれもやろうとしていませんか?
でも実際は、全部やりたくても仕事や家事で毎日忙しいとやれることは限られているかもしれません。
そういったときにオススメなのは毎日ルーティンでやっていること、あるいは必ずやらなければならないことを、ダイエットに役立つことに置き換えるということです。
例えば移動の際に最寄駅の2つ前で降りて二駅分歩くといった方法があります。
ひょっとしたらあなたも試したことがあるかもしれませんね。
ウォーキングは有酸素運動になるので日常生活の中で身体を動かすことが少ない場合には効果的です。
でもこのウォーキングの時間をもっとダイエット効果の高い効率的なものにできるならしたいですよね?
そこで今日は、ウォーキングの2倍の運動効果が期待できる○○を使う方法をご紹介します。
その○○とは、、、自転車です。
自転車をこぐことはウォーキングより運動強度(単位時間当たりの運動量を表すもの)が高く、エネルギー消費量も多くなります。
通常の速度(時速5km)で歩けば、40代の一般男性の心拍数は80-90bpm程度ですが、自転車をこいでいる時なら80-100bpm程度です。
一般的な自転車(シティサイクル)でも時速15~18kmは出るので、そのときの運動強度は平地を歩いている時の1.5~2倍になるといいます。
なのでちょっとした買い物、あるいは距離的に可能ならば通勤などで自転車を使うことで、日常の移動をダイエット効果の高いものに変えることができます。
自転車はサドルにお尻を乗せている分、ウォーキングに比べて楽に感じるため、比較的長時間・長距離こぎ続けられるでしょう。
自転車は一定時間、一定距離をこぎ続けることで有酸素運動になるため、体脂肪燃焼や筋持久力向上、心肺機能の向上が期待できます。
一定時間自転車をこぐことにより、血液量が増え、毛細血管に血液が行き届くようになります。
血液が身体の中で循環しやすくなることで、体脂肪を燃えやすくしてくれるのです。
さらに自転車は有酸素運動の効果だけでなく、全身の多くの筋肉を使うことで全身運動になります。
筋肉の約70%は下半身に集中すると言われるくらい、下半身には大きな筋肉が多くあります。
自転車をこぐことは大腿四頭筋(太ももの前面)やハムストリングス(太ももの後面)、腓腹筋(ふくらはぎ)などの大きな筋肉を使うため、多くのエネルギーを消費します。
なので一定時間自転車をこぎ続けることで、体脂肪の燃焼に効果的です。
また、坂道の上りやペダルの負荷を上げることで筋力を強化することもできます。
筋量が増加することで消費されるエネルギー量も増えるため、自転車も乗り方を工夫することで運動効果を高めることができますよ。
ぜひあなたも日常生活の移動などに、自転車を使ってみてはいかがでしょうか。
それでは、また。
ありがとうございました。
-堀 啓将
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【引用・参考文献】
髙石鉄雄. 自転車運動に対する身体適応および日常的自転車使用による健康づくりの可能性. 2006.